沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

9月18日の観察会

9月18日は台風一過の好天に恵まれ、


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35名の参加者に5名のスタッフが集まり、いつものように海の危険生物の説明や注意事項を説明し、元気にスタートしました。



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トンネルを抜けてカーミージーの岩場に出たあたりの岩は琉球石灰岩の粟石で、12万年前の海にいた星砂などの有孔虫の集まりなのでとても柔らかく、自然の力でぐるぐる丸く削り取られた甌穴(おうけつ、ポットホール)や海岸崖を削り取ったノッチの地形がみられる一方、



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大正から昭和の初めころにヒンプンや墓石、門柱や石垣の石材として切り出された石切り場が残されていることを説明しました。



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反対側に移動すると、干潮時に石を切り出し、満潮時に船に乗せて運びだした様子がよく分かる石切り場跡も観察できました。



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そばの大岩にたくさんへばりついたオハグロガキやクロフジツボが、みんな生きているばかりか満潮時になるとプランクトンを食べてきれいな沖縄の海を作ってくれていると説明するとみなさんビックリしていました。



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岩がごろごろと転がった岩場では、一人一回は岩を起して隠れている生きものを探し、元に戻す練習をすると、



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いきなり黒いクモヒトデとオレンジの糸状の体をプファプファして動くミノガイ(右)が出て来てみなさんとても盛り上がりました。



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たくさんの岩をめくるとケブカガニもたくさん見られ、観察後は台風でひっくり返った岩もいっしょに元に戻してもらい、大助かりでした。



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また、岩場にたくさんあいたふたつ穴は岩の中に住みついた二枚貝の吹管と吸管の穴で、


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台風の荒波にもびくともせずに岩にへばりついたたくさんのヘリトリアオリガイとともにきれいな沖縄の海を作る立役者だということを説明するとみなさんビックリしていました。



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このあたりがカーミージーの海で一番危険な場所だ!ということも説明して意識してもらいました。



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帰り道でも、きれいな色のヒメシャコガイ、


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片方のツメが大きく、パチンパチンと打ち鳴らして敵を威嚇し縄張りを主張するテッポウエビ、



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毒針を持つ危険なウミケムシなどにも出会い、楽しい観察会を終えることができました。



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みなさん、お疲れさまでした。





# by nami-5963 | 2017-09-19 19:13 | 磯遊び | Comments(0)

観察会の下見と清掃活動

9月18日の観察会を前にして下見と清掃活動に、Aさん、Mさん、ゆみさん、ばあさんの5人でカーミージーの海に出かけました。


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台風18号の通過後初めての海は台風の影響で5~6mの高波が外洋から打ち寄せとても豪快でしたが、サンゴ礁が自然の防波堤になってくれ、私たちのところまで大波も届かないのがいつも不思議でなりません。



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そんな大波に運ばれて遠い海から大きなヤシの実も海岸に運ばれて来ていました。



また、大波で撹拌された海に入ると海水温がぐんと下がっていたので、白化したサンゴやイソギンチャクにとっては一か月ほどすると褐虫藻が戻って来てくれるのではないかと期待されました。



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三か所ほどのイソギンチャクを見て回ると、白化していた色(2017.9.8、参照)から少しクリーム色に戻ってきていたので、白化現象の回復が早まることが期待され、とても嬉しかったで~す。



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今日の下見のもう一つの目的はAさんが見つけてくれたポンプでトゲアナエビやタマシキゴカイを吸い上げて確保できるかどうかでした。



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AさんやMさん、ゆみさんも私も何度もチャレンジしましたが、

砂と海水はある程度吸い上げられるもののトゲアナエビやゴカイを吸い上げることは残念ながらできませんでした。



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海草藻場では生き残った大きなイモガイ、



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クモガイや



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赤ちゃんのクロナマコ、



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イワオウギガニ、



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ヌノメガイ、



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ウミケムシなどに出合うことができました。



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また、いつもの観察会ではみなさんに口頭で危険な場所を説明していますが、自分たちも実際に通ってみてその危険度を実体験してみることにもしました。



ここでお昼ごはんとし、Mさんとはお別れしました。



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その後も岩を起すとウミケムシ、



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たくさんのクモヒトデ、



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カニの仲間、



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ヒザラガイなどに出合い、明日が楽しみで~す。



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カーミージーの岩場の海岸で波遊びをしたり、



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石切り場の岩登りをして楽しんだゆみさんでした。



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最後にトンネルの中にゴミがたくさん吹き溜められているのを

みんなでかき集めきれいにし、


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明日の準備OK!で~す。


# by nami-5963 | 2017-09-18 11:08 | 磯遊び | Comments(0)

湧き水講演会

湧き水fun俱楽部の定例会で


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ボーダーインクの編集者で「那覇まち放浪記~ぼくのうまれたまち・古地図を片手にあるいたまち~」の著者の新城和博さんの講演をして頂くと、



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とても人気で環境科学センターの研修室が一杯になる14名が集まり、ビックリ!



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早速、昭和10年の古地図を一枚配ってもらい、その活用方法を教えてもらいました。



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崖のある所には拝所があるものなので、崖を見つけると面白い!ということ




また、古い地図が手に入ると縮尺が違っても「波上宮」「仲島の大石」「三重グスク」などの不変の岩場を利用するととてもいろんなことが読み取れることを教えてくれました。




これにはガッテン!



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ブラタモリにも出てきた古い那覇は


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浮島だったためほとんどが埋め立て地で、



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久茂地川は埋め立てられずに残った水路だし、



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首里とを結んだ長虹提(ちょうこうてい)が今も確認できるとのことでした。



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さらに、1920年代の那覇はニューヨークと似て毎晩芝居が演じられた!とかペリー来航時には那覇のこども達が日本で最初に「汽車ポッポ」の遊びをした!などの耳寄りな話題も多く、



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沖縄戦後、米軍に天久を追われた住民たちは土管で新居住地に水を引き、米を作って公民館を建てた!という話も水が人を繋げている()話として湧き水fun俱楽部ならではの有意義なお話でした。



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いろんなお話を聞かせて頂きありがとうございました。


# by nami-5963 | 2017-09-17 06:49 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

又吉栄喜文庫の創設

浦添市立図書館からTELがあり、詳しくお話をお聞きしました。



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内容は芥川賞作家の又吉栄喜さんの出身が浦添市だということで市立図書館に「又吉栄喜文庫」が創設されることになったそうです。



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そこで、きたる9月30日(土)の9時30分から「又吉栄喜文庫」創設記念パネル展を開催し、10時からも本人のトークショウも計画されているそうですが、彼の作品の中に地元の「カーミージー」のことがでてくるので、このパネル展に「カーミージーの海の生きものたち」のパンフレットを展示し、参加者にも配布したいので50部を提供してほしい、との依頼でした。



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こんな依頼は初めてでビックリ!しましたが、「カーミージーの海で遊び隊」の活動が広く市民のみなさんに知られるようになった影響に感謝し、すぐに50部のパンフレットを届けさせてもらいました。



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又吉栄喜文庫の創設をお祝いし、パネル展の成功をお祈りいたしま~す。


# by nami-5963 | 2017-09-13 20:49 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

津堅島の地質見学

津堅島にもカーミージーと同じ粟石(あわいし、マチナト石灰岩)が分布し、その地質見学会があるというので、離島に初めて渡るというAさんといっしょに朝の7時に浦添発で出かけました。


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当日は雨の予報がしっかり外れ、穏やかな晴天の中、1時間でフェリー乗り場に到着し、


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たくさんの海水浴客といっしょに「おきなわ石の会」の37人も高速船に乗り込み、



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10分間の穏やかな海路を楽しみました。



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「キャロット愛ランドマリンターミナル」で開会式をして、



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最初にハトが見つけたという伝説の残るホートゥガーに向かいました。



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街中を歩いていると門柱には大きなシャコガイがシーサー代わりに置いてあったり、



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石敢當も大きなシャコガイだったり、



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軽トラのナンバープレートが手書きだったりと「所変われば品変わる!」を実感しました。



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ホートゥガーはきれいな海に降りる断崖にありました。



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湧き水が湧き出す理由は①水を通しやすい地層を雨水が浸透し、②水を通しにくい地層で遮られ、①と②の間から湧き出す!ということで、これは全国どこでも同じですが、



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ここホートゥガーでは



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①が12万年前に堆積した粟石(あわいし、マチナト石灰岩)で②が300~400万年前に堆積したシルト(泥岩)系の凝灰岩(ぎょうかいがん、火山灰が堆積してできた岩石)だとの説明がありました。



カーミージーでは②にあたる岩石を目にすることはできませんが、湧き水はとても豊富なことが確認できています。



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①の粟石の一部分が鍾乳洞の壁面のようになっていることについてもいろいろ論議しました。


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また、浸食地形のノッチ(刻み目)が6000年前の今より2~3m海水面の高かった縄文海進時の産物だという説明もあり、Aさんはとても参考になったと言っていました。



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次は、歩いて展望台に上り、



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きれいな景色を堪能しましたが、



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「キャロット愛ランド」だけあってマンホールや展望台から島中のベンチや



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家の上のオブジェまですべてがニンジンなのにビックリ!



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きれいなトウマイ浜ビーチで昼食をとり、ゆったりとした時間を過ごし、きれいな沖縄の風景を堪能しました。



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時間があったので、アダンの葉っぱ細工教室も開かれていました。



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最後に歩いて行ったのは、200~300mも続くビーチロックのある海岸で、



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ローソク岩もそびえる露頭でした。



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ここは最初に訪れたホートゥガーの①と②の地層の間に①より古い時代のサンゴでできた琉球石灰岩(那覇石灰岩)が見られる場所でした。




一日見てきた津堅島の粟石はカーミージーで見られる粟石より質がよくなかったので、石材としては適さず、切り出されることもなかったということがよく分かり、津堅島に来ていい勉強になりました。



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暑い中、ペットボトルの3本を飲み干し、汗をたっぷりかくことで熱中症にならずに済みました。



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帰り道、やっと雨が降り出す中、米海軍のホワイトビーチを見下ろすことのできる、



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平敷屋タキノーにも寄ってみました。



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みなさん、まる一日お疲れさまでした。


# by nami-5963 | 2017-09-11 16:13 | 沖縄の不思議 | Comments(0)