ダイビング&ホエールウォッチング(WW)④
2009年 02月 25日
クジラの調査船から、親子クジラの「うんこを採集した!」との連絡が入りました。みんな「どんなものか??」と興味津々で見に出かけました。
採集者の説明では、大きなおにぎり位の大きさだったそうですが、網ですくうと豆腐のようにどろっと崩れたそうです。ビニール袋に入れられたタール状のうんこをへらで取り出してにおいをかぐと、くさいこと!くさいこと!!鼻が曲がるとはこのことでした。
水中の世界でもたくさんのうんこに出会いましたので紹介してみましょう。
サラサエビが動くと、黄色いひも状のものがいっしょに動くんです。??と思ってよく観察すると、うんこでした。金魚のうんこと同じで、糞切れの悪いやつでした!
ウミウサギガイが、夫婦仲良くソフトコーラルを食べていました。二人の間にうんこがしっぱなしです。食べたら出す!というとってもシンプルな生活スタイルに感動しました。
ナマコが、岩の表面の藻などを食べながら、数珠球がつながったようなうんこをしていました。どろどろと出てくるのを眺めていると、生きている証だな~!と、つくづく思いました。うんこもとらえようによっては、地球の生命の歴史をしっかり表現しているんだ!と感じました。