崎原古墓群(さちばるこぼぐん)
2009年 03月 06日
すると、今まで小高い丘だったところが、一面に土をはぎ取り発掘調査の最中でした。
係の人に尋ねると、「今まで2~3基の墓は露出していたので存在は知られていましたが、ここに道路が作られることになって、本格的な発掘調査をすることになりました。」とのことでした。
ここは、崎原古墓群(さちばるこぼぐん)と呼ばれ、約2813m2の面積に18基の亀甲墓(かめこうぼ)や破風墓(はふうぼ)が見つかったそうです。
このあたりの丘全体が、「粟石(あわいし)」という柔らかなマチナト石灰岩でできているそうです。その岩盤を掘り下げ、墓の形に丁寧に削り込んで作られたもので、県内でも特別な作られ方をした珍しいものだそうです。(沖縄タイムスより)
家の近所に突然現れた古墓群にビックリですが、ガジュマロの大木がじっと発掘のようすを見守っていました。
海に行ってみるとテトラポットの上には、背中が青く胸が茶色のイソヒヨドリのオスが、羽を休めていました。