貝採り
2009年 04月 27日
干潟を歩いていると、大きなハボウキガイ(葉箒貝)がいました。大きな葉っぱのようでほうきの格好をした定住性の貝です。表面に出ているところが鋭い刃物のようになっていますので、けがをしないように気をつける必要があります。貝採り名人は「貝柱が甘くておいしいだけさあ!」と言っていましたが・・・??
小さなアメフラシもいて、モリで触ると紫色の体液を出していました。
毛虫のようなゴカイもいましたが、見慣れないものなので、写真を撮るだけにしました。
珍しいアカミシキリというナマコが、脱皮??をしているようなシーンにも出会いました。
もう溶けてしまって、来年まで会えないと思っていた絶滅危惧種のクビレモドロも健在でした。
また、今日は潮の引きが大きく、今まで顔を表すこともなかった干潟も姿を見せ、久しぶりに大きな貝がたくさん採れました。前回採れなかったリュウキュウサルボウ(赤貝、とてもおいしい!)が手前で、左上がカワラガイ、右上がリュウキュウザルガイです。
ゆでて酢味噌でおいしく頂きましたが、カワラガイの中に6匹のカニの赤ちゃんが入っていました。
自然の恵みに感謝するとともに、カニさんの供養もさせてもらいました。