沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

伊波普猷(いはふゆう)の墓前祭

8月13日は伊波普猷(いはふゆう、1876~1947年)の命日で、墓前祭がありました。

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伊波普猷は、歴史学・民俗学・言語学などによる沖縄の総合研究を成し遂げた人で、「おもろと沖縄学の父」と言われているそうです。
伊波の論文「浦添考」」により、浦添が首里以前の琉球国の中心であったことが明らかにされ、浦添がクローズアップされてきました。
その功績をたたえて1961年にゆかりの地・浦添城跡に墓が造られたそうです。国指定の史跡に個人の墓が造られていることはとても珍しいことですが、その功績と人気ぶりがうかがわれました。

関西から引っ越して来て、「おもろ」という言葉の意味がわからず、困っていました。
大阪弁には「おもろい」という言葉があり、「おもろいやっちゃ」というと、「おもしろいひと」という表現と共に、「けったいな(変わった)ひと」というニュアンスが強い言葉だっただけに、那覇新都心「おもろまち」というだけで、「けったいな名前やなぁ~!」と思っていたくらいでした。

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その後、いろんなことを通じ「おもろ」とは沖縄に古くから伝わる「神への賛歌」であることがやっと分かってきた!ことを懐かしく思い出しています。

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浦添城跡の会場に着くとすでにたくさんの人が駆け付けていて、ビックリしました。50部用意した資料もすでになく、「今コピーをしに行っています!」と言われてからも続々と詰めかけ、100人を超えた盛会となりました。

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最初に墓前で厳かにお祈りを捧げました。

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墓前には大好きだったという「サーターアンダギー」と著書「古琉球」や「おもろそうし」が供えられていました。

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そして、琉球王府歴代の「おもろ奉者」の安仁屋氏が、二つのおもろを奉謡して下さいました。

まだ私には意味が分かりませんが、沖縄には素晴らしい歴史と文化が息づいているんだ!ということがひしひしと伝わってきました。

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続いて、歴史ガイド友の会の盛島氏(メンズキッチンのお仲間で、今回も声をかけて下さいました!)より伊波普猷の人となりの説明や秘話が語られ、とても楽しく有意義な会でした。

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その後、みんなにお茶とサーターアンダギーやお菓子を配って下さり、故人を懐かしむ沖縄の人たちの温かさにふれ、とても嬉しかったです。

最後に、故人の著書の「序文」をみんなで朗読して会を締めくくりました。

来年も来てみたいなぁ~!と思える素晴らしい墓前祭でした。
by nami-5963 | 2009-08-15 00:23 | 沖縄の不思議 | Comments(0)