名桜大(めいおうだい)公開講座
2009年 09月 14日
初日の夜の講座に出るため早くから出発し、数久田(すくた)の轟(とどろき)の滝と東江(あがりえ)の名護博物館に寄ってみました。
轟の滝は先日の同窓会で行った比地の大滝を意識して重装備で山に入ると、
200mほど歩くと滝に到着してしまいました。水不足を反映して滝は少しの水を流しているだけでしたが、
28mの落差は迫力があり、素晴らしかったです。
名護博物館で一番驚いたのは、名護では戦後捕鯨が盛んに行われ、
クジラを採りすぎたためにだんだんいなくなり、捕鯨も衰退してしまったということでした。
現在のマグロの採りすぎとダブって見えました。
夜の講義で驚いたのは、ダンボールにアルミホイルをはりつけ、太陽光を集めて調理をするというものでした。
パラポナアンテナ式の大掛かりなものもありました。明日からの食事は太陽が出ている限りこれで調理したものを頂く!ということでとても楽しみにしていました。
そんなこともあり、晩は飲みすぎてしまい、朝寝坊した挙句、県道2号線に入り損なって辺戸岬の近くまで行ってしまい、集合に遅れてしまいました。
安波(あは)ダムの側の「やんばる学びの森」に着くと、もう三種類のカレーはでき上がっていて、私はおいしく頂くだけで反省することしきり!でした。
昼からの「ジャングルカヌーに乗ってやんばるの自然を満喫しょう」がとてもよかったです。
カヌーのこぎ方を習った後、湖面を滑るように進んで行くのが快適でした。
カヌーに乗ってしか行けない床川の源流に着き、川遊びを楽しみました。
滝の水ははとても冷たく美味しかったですし、水中にはリュウキュウアユやハゼなどもたくさんいて感動しました。
夜は、「やんばるの自然の保全と生物たち」ということで、お話を聞きながらいろんな貴重なスライドを見せて頂きました。
その後、ホタルを見に出かけました。たくさん飛び交っている様子に感動しましたが、光のない満点の星空の美しさにさらに感動してしまいました。
真っ暗ななかで訪れた「鬼太郎ハウス」もとても幻想的でした。
翌朝は、双眼鏡を持って早朝ウォーキング!
イタジイの木が一杯のやんばるの森にたくさんいる鳥たちをみんな熱心に観察しました。
素晴らしい時間を過ごすことができました。
おいしい朝食後は、「環境教育とコミュニケーションスキル」のお話とゲームを楽しみ、三日間の日程を有意義に終えることができました。
帰り道で、密猟の禁止やたくさんのやんばるの生物に注意!
という看板を見つけ、豊かな自然がたくさん残っているものの絶滅の危険にさらされている!
ことを感じつつ家路に着きました。