末吉公園をみんなで考えてみよう!
2009年 10月 01日
植物は苦手な分野なので、最近自分からも進んでいろんな学習会に参加していると、えらいものでクロヨナとヘクソカズラは今回の観察会でも何とかわかるようになってきました。嬉しい限りです。
植物はみんな光合成をして自分で栄養を作り出して生きています。そのために光の取り合いが常に起こります。
今回、光を得ようと高く伸びたアコウとその下で光を得るために枝を横に伸ばし、葉っぱを大きくしたオオバギの「光の争奪戦」を見ることができました。
また、このオオバギの葉っぱにハエやハチが卵を産みつけ、「ムシコブ」を作っていました。葉っぱの栄養分を横取りするために一番効率のいい葉脈のところに住みついているのが、偉い!というか素晴らしい!と感心してしまいました。
木の幹にできた小さな祠をのぞくと、ヤモリが11個の卵を抱えていました。一部はすでに生まれたようで殻が割れていました。ヤモリとも眼と眼が合いましたが、いくら写真を撮ってもじっとして動かず、卵を守っている姿にも感心しました。
バッタやトンボやカマキリもいましたが、
透明な殻に入ったカタツムリは、最近雨が降らないので、殻の奥の方に引っ込んでいました。
かわいそうに!と思っていると雨が降り出し、うるおいの雨の恩恵をすべての生物が受けていました。
びしょ濡れになりながら、みんな熱心に観察会を続けていました。
元気になった木々やアフリカマイマイやキノボリトカゲの姿を見ることができました。
昼食後は、「アリ」のお話もありました。「地球はアリの惑星」で、世界には2万種近くがいて、日本には250種、沖縄には100種近くいる!と目からうろこのお話ばかりでした。