座間味のクジラ&水中の世界②
2010年 02月 02日
座間味から戻ってきましたので、遅ればせながらレポートしますと・・・
二日目のWWは穏やかな天気と同じように穏やかな二頭のブロー&テェイルアップの繰り返しが中心でした。
ブローは呼吸をするときに見られる俗に言う「クジラの潮吹き」です。
寒い時の人間の呼気が白く見えるのと同じです。ブローが近いと2つの鼻の穴も見えることもあります。
また、2つの鼻の穴から出たブローがハート型になることもあるんですよ。
呼吸を終えると背中を丸めて尻尾を上げて水中深く沈んでいきます。
この時の背中を丸める姿が「座頭市」で有名な盲目の琵琶法師の座頭の背中を丸める姿に似ていることから座頭鯨(ザトウクジラ)とついた名前だそうです。
尻尾を上げ、裏側を見せることをテェイルアップといいます。
この時の尻尾の模様や色で個体識別ができ、座間味では今までに1000頭ほど登録されています。
この後、水中で5~20分過ごし、また呼吸をしに海面に上がってきます。
ダイビングは、赤色のイソバナの上にアオウミガメが乗っかって休んでいるのに出会いました。
まるで竜宮城の世界でした。