千客万来⑤
2010年 07月 30日
すでに7/18の時点でトウワタの葉っぱは、ほとんど食べつくされていたのですが、どうやらガバマダラの親は本能的に卵を産みつけたようです。
しばらくすると、20匹近い幼虫(毛虫)が生まれました。
この後、生きていくための自然界のすごいバトルを目にしましたので、その貴重な記録を紹介します。
よくよく見ると、すっぽんぽんになったと思っていた三株のトウワタには、まだ何枚かの葉っぱが残っていました。
その葉っぱの存在が、幼虫にはよくわかるんでしょうね。
いろんな所をはいずりまわりながら、何枚か残ったトウワタの葉っぱにみんなが集まってきました。
写真を撮った時は、大小合わせて毛虫の幼虫は7匹集まっていました。
モリモリと残り少ない葉っぱを食べた下には、たくさんの黒いウンコがいっぱい!
たくましく生き、子孫を残そうという自然界の厳しい現実をかいま見た思いでした。
でも、私にはエサを与えたりすることもできず、ただ見守りシャッターを切ることしかできませんでした。
すぐに葉っぱは食べつくされ、茎をさまよったり、
鉄の部分を移動して新しい葉っぱを求めてさまよい出しています。
2~3日してもまださまよっている幼虫がいましたが、他は姿を消してしまいました。
トウワタの木をよく見ると、サナギが4個ぶら下がっていました。
サナギにまでなったのは今回が初めてですが、このサナギ4個とも色が違うのです。
食べ物の量のせいか?
単なる個性なのか?はっきりしません。
他のさまよっていた幼虫は鳥に食べられたのでしょうか、姿が見えなくなりました。
今は、いつさなぎから成虫が顔を出すのか?!を見守っている毎日です。