与那国島⑥
2010年 08月 01日
そのひとつの崎元酒造所を訪れました。
ここは「与那国」を製造していて、その行程を詳しく説明してくれました。
与那国島の泡盛は、60度の「花酒」があるのが特徴だそうです。
「花酒」とは、蒸留釜から最初に出てくる酒のことで、その泡が花のように見えることから付いたものだそうです。
お隣で奥さんが、伝統工芸織物の「徳吉工房」を開いているというので、見学させてもらいました。
与那国織物の歴史は古く、500年も続いているそうで、どれも素朴でシンプルな「用の美」を感じさせるものが多いそうです。
おりかけの物やいろんな製品を見せてもらい、箸置きをお土産にしました。
アヤミハビル館も訪れてみました。
「アヤミ」とは、模様のあるという意味で、「ハビル」とは蝶のことだそうで、最大24cmにもなる天然記念物の蛾の「ヨナグニサン」のことでした。
ヨナグニサンの卵や白いかわいい幼虫が見ることができました。
ヨナグニサンが売買されてきた歴史があったそうで、そのために挟んで運ぶ竹細工もあったということ、
糞で染色ができるということなどを学びました。
他にも、与那国島の自然や歴史の解説、ヘビなどの飼育展示もありとても勉強になりました。
与那国民俗資料館にも寄ってみましたが、一人で運営しているオバァが、ちょっと疲れているので、休館ということで、庭にある大きな雨水(天水)をためる石桶を見学させてもらいました。
三日間のお宿は最近できたアイランドリゾート与那国でしたが、
おしゃれで親切で料理がとても美味しく、
軟水化装置で温泉のようなお風呂もありで、とてもお勧めですよ。