ケラマの海⑧
2011年 03月 05日
この日のWW(ホエールウォッチング)情報は、阿嘉島の南に二頭のクジラ発見!とのことで、さっそくボートを走らせると、すぐにブロウが見つかりました。
船のそばで二頭が、テールをあげたり、
二頭並んで顔を出したり、
背中を丸めて、
潜っていく行動を繰り返していました。
ここは「佐久原の奇岩」というところで、水深30mほどのダイビングでもよく潜るポイントです。
15m、30tというクジラの巨体からすると浅すぎるので、普段はあまりクジラを見かけないポイントですが、
15~20分おきにブロウを繰り返し、
あまり移動しようとしませんでした。
不思議に思いながら、
午前中、船のそばでその巨体をたっぷり堪能させてもらいました。
午後からのWWも同じ二頭を観察しました。
しばらくすると、水中ブロウをしながら移動を開始しました。
二頭並んでぐんぐんスピートをあげて移動して行きます。
どうやら、二頭は午前中、浅い海で「昼寝」をして休んでいたようでした。
目覚めた二頭を調査船といっしょに追跡していると、
いきなり目の前で、ブリーチ!を4回も連発しだし、ビックリ!船上は興奮の大絶叫!!
予告なしの大技をカメラに収めることはできませんでしたが、
イジャカジャの島影も隠れるくらいの大きな水しぶきだけが記録に残りました。
残念!
その後も仲良く二頭が寄り添い、
ブロウとテールアップを繰り返していましたが、
帰島する時間となってしまいました。