泡瀬干潟
2011年 05月 31日
台風2号の強風で途中の街路樹の枝がボキボキ折れたり、根元から倒れたり、
塩害で葉っぱが茶色になっていて被害の大きさにビックリ!
とても天気がよく、沖縄は梅雨明けした感じでした。
天気がいいのでミナミコメツキガニの活動がとても活発で、いつもなら砂にすぐに潜りこむのに、
今日は砂浜を移動し続けるため、踏み潰さないようにするのに気を遣いました。
いつもより水深があり、風で水面が波立っていて貝はなかなか見つかりませんでしたが、
その分ケヤリの仲間が活発に触手を伸ばしてエサを採っていました。
ソデガラッパがいたのでつまんでみましたが、強力な爪ではさまれそうになり思わず手放してしまいました。
市場でも売っていそうな大きさのワタリガニが死んでいたり、
5~6cmの管があるところにだけ密集しているのにも出会いました。
なにかの生物の住み家のようですが、正体はわからず、不思議でした。
遠くまで散策し、米軍の泡瀬通信基地の巨大アンテナの前のカチ(魚垣)にたどりつきました。
このカチ(魚垣)は、干満の差が大きい遠浅の海に岩を垣根のように積み上げて魚を捕らえる昔ながらの漁法だそうです。
潮が満ちた時にカチの内側に入った魚は、潮が引くとカチの内側に閉じ込められてしまい、網ですくって捕まえていたそうで、こんな大きなカチが残っているのも珍しく、価値ある遺産です!
巨大アンテナのそばに個人で作った海の家があり、とても優雅な生活をしているようでした。
散策して回っていると、マングロウブが根づいていたり、
潮が満ちてくるのを待ち続けている貝に出会い、楽しく過ごせました。
お土産は、ゆみたんの大好きな貝並べ用のタカラガイなどをゲットして来ました。
今日も自然の恵みに感謝!