南部の湧水めぐり②
2011年 08月 26日
最初に訪れたのは、受水(うきんじゅ)・走水(はいんじゅ)です。
ここは稲作発祥の地として、とても神聖視された場所で、
西側の受水の下には、
御穂田(みーふだ)と呼ばれる田が、
東側の走水の下には、
親田(うぇーだ)と呼ばれる田があります。
次に訪れたのは、少し東側の百名の浜川海岸にある
ヤハラヅカサです。
アマミキヨが海の彼方から渡来し、久高島に降り立ち、次に本島に降り立った最初の地といわれていて、満潮時には石碑が海中に没する拝所です。
次に訪れたのは、浜川御嶽(はまがーうたき)で、
ヤハラヅカサに上陸したアマミキヨが仮住まいし、ここの清水で旅の疲れをいやしたと伝えられています。
最後に訪れたのは、糸満市の嘉手志川の湧水でした。
こんこんと湧き出る水量と、水のきれいさ、冷たさに驚きました。
小学生たちが泳ぎ、メダカやコイもたくさん住んでいました。
岸辺には、水辺によく見られるサガリバナも、
大きなサボテン群もあり、珍しい花も咲きかけていました。
一日かけて、充実した湧水巡りの旅ができたことに感謝!
ありがとうございました。