湧き水講演会
2011年 11月 10日
宜野湾市を例に取り、自然が残っている場所の説明があり、
湧き水のメカニズムを説明して下さいました。
おもしろかったのは、ペットボトルに水を通さない島尻層の粘土(クチャ)を入れ、その上に水を通す琉球石灰岩を入れ、二つの層の間と粘土と琉球石灰岩の中に三本のストローをいれた装置に、水を注ぐと二つの層の間から水があふれ出すというものでした。
湧き水のメカニズムを説明するのにとても解りやすい装置でした。
また、モズクのように食べられる淡水に生息する珍しいシマチスジノリも見せてもらいました。
湧き水の周りには豊かな自然があり、
その自然に触れる中でこども達に驚きと感動を与えることが一番大切だ!というお話がありました。
その後、実際のビオトープに出かけ、いろんな生物を観察しました。
トンボやバッタがいたり、
大きいタニシもいっぱいいました。
ナンゴクデンジソウ(南国田字草)と水草のウリカワが生えていたり、
琉球畳の材料になるヒチトウイ、
ゼンマイのようなミズワラビや
葉っぱが矢じりのような形のオモダカも初めて見せてもらいました。
大切なことを学ばせてもらい、珍しい生物もたくさん見せてもらい、いい勉強になりました。