泡瀬干潟観察会
2012年 07月 01日
干潟に出て最初に大きな岩をひっくり返すと、カニやたくさんの貝が隠れていて、
よく見ると白くて丸い形の貝の卵がたくさん産みつけられていました。
岩の上にはたくさんのイソアワモチが活発に動き回り、
くぼみにはたくさんのチンボーラー(小さなほら貝のこと)が潮の満ちてくるのを待ちわびていたり、
一本だけ根付いたたくましいマングローブの苗木にも出会いました。
砂地にはミナミコメツキガニが食事をした後の丸い砂粒がいっぱいで、
ミナミコメツキガニを追いかけて砂に潜った所の砂をザルに取って海水で洗うとミナミコメツキガニ
がいっぱい採れ、みなさんもビックリ!
砂地を掘るとテッポウエビのかわいい赤ちゃんが出てきたり、
砂地に点在するこぶし大の岩に隠れ住むカニにも出会い、潮が満ちると岩を背負って移動したりエサを採ると聞いて、これまたビックリ!
海草藻場ではカワラガイが採れ、さばいて食べてみたり、
イボヨフバイの動きが変で何をしてるの???と観察しましたが解らずでした。
アメフラシのご夫婦にも出会い、
触って観察しているとついに紫色の体液を吐き出していました。
今日はたくさんのスナジャワン(砂茶碗、肉食のタマガイ類の卵塊)と産みの親のホウシュノタマともたくさん出会い、不思議に思いました。
最後に、砂洲でイソハマグリをお土産に採ろうとしましたが、あまり採れず残念!
コアジサシがホバーリングをして小魚を狙っているシーンもたくさん観察でき、癒される場面もあり、楽しい観察会になりました。
ウミエラ館に戻り遅めの昼食とぜんざいを頂き、いろいろと楽しいゆんたく(おしゃべり!)をして帰路につきました。