琉球王朝三大偉人
2013年 02月 08日
「琉球歴史の謎とロマン・那覇市が生んだ琉球王朝三大偉人」と題して、
劇作家・亀島靖氏の「蔡温」「名護親方(ウェーカタ)」「謝名親方」についての講演がありました。
最初は「謝名親方」の説明で、出身は久米三十六姓(中国からの寄留人)で三司官(総理大臣級)になった時、琉球国史上最大の国難である1609年の薩摩の琉球侵攻と対決したが敗北し、
薩摩藩に連行され、尚寧王は江戸入りまでさせられ、薩摩藩に忠誠を誓う「起請文」の署名を国王の説得にもかかわらず拒否し、
ただ一人薩摩藩に残り斬首刑にされ、大義を貫いた鉄人宰相だったが、
薩摩藩に遠慮した形の墓が残されていて、
「中山世鑑」には「邪名」という蔑称で記録されているが、
先祖は元に追われた漢民族の客家(はっか)だそうで、その血を受け継いでいるため薩摩藩に抵抗し、大義を貫いた本当の武士だ!と中国では評価されているそうです。
熱を込め詳しく説明してくださったので、「蔡温」「名護親方」について触れる時間がなくなってしまい、サイン入りの本を買い求め、
平和通りから桜坂通りを久しぶりに散策し、
昼寝中の猫に会い、
裏町の景色を楽しんできました。