講師の下見
2014年 05月 12日
仲間樋川は現在も仲間集落の拝所群のひとつとして浦添市の文化財に指定されていて、
いくら天気が続いても湧き水が枯れることのないすばらしいものですが、水の中にはグッピーが暮らしていました。
同じく市の文化財に指定されている安波茶樋川の方は、
改修工事中でフェンス越しにしか見られませんでした。
この安波茶樋川から流れ出した水は小川になって図書館の横を通り、暗渠になったりしながらも東シナ海に流れこんでいます。
この小川は流域にけっこう豊かな自然を残していて、
たくさんのカワニナ、オタマジャクシ、
小さいカワエビがいましたし、以前にはテナガエビも確認できました。
トンボの仲間はきれいな水にすむリュウキュウベニイトトンボの連結産卵が
いくつもみられましたし、
アカナガイトトンボ、
シオカラトンボもみられました。
今回は観られませんでしたが、ベニトンボも以前観察したことがありましたので、本番に期待したいと思います。
他にも、カタツムリ、
ヤスデなどの動物や、
ムラサキカタバミ、
ヤナギバルイラソウ、
タンポポなどの植物も見られ、自然観察には申し分ないことを確認してきました。
ただ、「あぶないので川に入ってはいけません」と大きい看板があり、これでは理科好きなこどもは浦添市には育たない!ので、「気を付けて川に入って観察しましょう」とか「大人といっしょに川に入って観察しましょう」として欲しいもので~す。