平成の坂本龍馬
2014年 11月 01日
4人が立候補し、それぞれが政策を発表し、公約も述べていますが、私は、沖縄に移住して7年間の判断で「辺野古へ新しい基地を作らせない!」ということを重視してきました。
前回の知事選が初めての投票だったので、2期目の仲井真さんが「普天間に代わる新しい基地は県外か国外に!辺野古には基地は作らせない!」という公約だったので投票し、当選を喜んだものでした。
ところが、仲井真さんは、自民党県連や国会議員の公約破棄に歩調を合わせるかのように昨年暮れに公約を投げ捨て、「普天間の危険性除去を最優先に、辺野古を埋め立て新しい基地を作る!」と方向転換を図り、「いい正月を迎えられる!」とまで言い、県民の心を踏みにじりました。
そんな訳で、今回は仲井真さんをパスし、「辺野古に新しい基地を作らせない!」という県民世論の8割の心を代表する翁長さんに投票することを決めました。
下地さんは「県民投票で決める!」と言いますが、県民世論が明らかなのに争点をぼかし、解決を先送りする妨害役を演じ、喜納さんに至っては、民主党県連代表、参議院議員の時代から、「民主党の辺野古回帰」を認めてきた張本人で、今頃何を言ってるの!?という感じです。
私には、二人が革新系の辺野古反対票の切り崩し役に成り下がった「ピエロ」に見えてなりません。
そんな訳で、セルラースタジアムの翁長さんを励ます総決起大会に参加しました。
会場は翁長さんが現われる前から翁長コールとウェーブと指笛で熱気にあふれていました。
ついに翁長さんがスタジアムの最上段からロッキーのBGMにのり登場し、ゆっくり歩いておおぜいの支持者に握手攻めにされながら登壇し、総決起大会が始まりました。
そこでのたくさんの人たちの発言から私は翁長さんを平成の坂本龍馬のように感じました。
翁長さんは革新系の人だとばかり思ってきましたが、純粋の保守の自民党員であり、2期目の仲井真知事を産んだ選挙対策本部長であったことを知りビックリ!
だからよけいに仲井真さんの裏切りを許すことができず、保守や革新のイデオロギーの枠を乗り越え、「建白書」の方向で県民の心を一つにまとめ上げようとしている立派な人だと知りました。
そして、この選挙で勝利することが、ウチナーンチュの誇りを世界に示し、新しい沖縄と日本の歴史を切り開いていけることを確信しました。
また、特別ゲストで登壇した俳優の菅原文太さんが、「政府の役割は国民を飢えさせないことと戦争をしないこと!」と発言したことも印象的でした。
開会時に一万三千人と発表された参加者数も最後には一万四千人と報告され、会場が大いに盛り上がり、
「新基地建設阻止、基地依存経済からの脱却、ウチナンチュのほこりを取り戻そう!」とガンバロウ!の三唱で幕を閉じました。
11月16日には平成の坂本龍馬・翁長雄志さんを県知事に押し上げましょう!