第22回の観察会
2015年 08月 30日
38名の参加者の中には「楽しかったからまた来ました!」というリピーターの親子連れも多くなり、嬉しい限りでした。
海辺の岩場に生きたいっぱいのゴマフニナが群れているのを見た後、
しゃがみ込んでたくさんの穴からカニの赤ちゃんが這い出して来るのを待ち、
岩場がカニの巨大マンションだ!ということを確認して海に入りました。
海の中の岩をめくるとイソギンチャクやセダカガイがくっついていて、
珍しいウミウシの仲間のチドリミドリガイもいてみんなで熱心に囲んで観察しました。
ちくちくするオオイカリナマコや
黒くて小さいフグの赤ちゃんもいて、
海の中を少し歩くと、岩場にきれいな蛍光ブルーのルリスズメダイを発見し、水を濁らせないように遠巻きにして観察しました。
爪や足が欠けたタイワンガザミに出合いましたが、脱皮時に爪や足は回復するとは言え、それまで外敵に襲われることもあるので、みんなが心配していました。
今日の参加者のみなさんはとても積極的で、「これ何?」「これ何?」とよく聞いてくれるのですが、「ちょっと待ってね、順番を守ってよ!」というと、大きい二枚貝をおっぱいのかっこうにして、おちょけながらしっかり待ってくれていて、ルールを守ることも覚えてくれたようでした。
最後は、みんなでトゲアナエビ釣りに取り組み、
「よく引く~~!」「エサを取られた!」と大人も子供も夢中になって楽しみ、
観察会を無事終えることができました。
また、今日の観察会の参加者の中から、埼玉県出身の61歳の男性が「お手伝いできることがあれば!」と会員になることを申し出て下さいました。
嬉しい限りで、バンザ~~イ!