5月5日の観察会
2016年 05月 06日
スタッフ9名を含めた総勢36名の観察会がスタートしました。
岸辺の岩場のたくさんの穴が、カニや二枚貝の住み家で、海の浄化に一役買っていることを学び、
海に入るとタツナミガイの卵塊の三種の海ソーメンや
ヨウジウオのご夫婦、
光合成で酸素をつくる海藻のカイメンソウに出会い、
海の掃除屋だが毒を持つニセクロナマコや
少し硬いクロナマコ、
イカリの形の骨片がチクチクするオオイカリナマコに触れていると、
そばに毒矢を持つ大きなイモガイがいてビックリ!
初夏に姿を見せるゴカイの仲間の卵のうや
下見で見つけたオレンジ色のウミウシの卵塊とニシガイ類の大きな卵塊を紹介しているとそこに緑色のタツナミガイの卵塊も産み付けられていて、産卵に適した場所だということが分かりました。
さらに、大きなシャコガイを見て、
みんなでトゲアナエビ釣りを楽しんでいると、
なんにでもしがみつくシガヤーダコ、
サザナミフグの幼魚、
白いリボン状のウミウシの卵塊も見つかり大興奮でした。
大きなブロックにくっついて生活するたくさんの生きもののようすも見て、
帰路に天然モズクを見つけては口にしたりお土産にすることができました。
最後に、岸辺で危険な場所の説明をして観察会を終わろうとしていても、ハコフグの仲間のコンゴウフグが届けられるというたくさんの生きものに出合えた観察会となりました。
やっぱり、カーミージーの海は素晴らしい!