親子アーサー採り体験講座
2017年 02月 11日
カーミージーの海で遊び隊が担当させてもらいました。
昨日より強風が吹き荒れ、時々雨もぱらつく中でしたが、とても元気なこども達とご家族とスタッフの37名が集まり、簡単に危険な生物とアーサーがどんなものかの話をし、海に向かいました。
最初にたくさん群れている貝のゴマフニナに出合い、潮が引くと乾燥を防ぐためにこのように集まるが、潮が満ちてくるとバラバラになって食事をすることや
海岸の岩にたくさん開いた穴で一つだけなのはカニの住み家で、豚の鼻のような二つ穴はこの中に二枚貝が棲みこんでいて、
食事を通じた浄化作用で、沖縄のきれいな海を作ってくれている話をさせてもらいました。
また、強風のお蔭で、珍しいクラゲの仲間でヨットの帆のようなものを持つ「カツオノカンムリ」が陸に吹き上げられているのにも出会えました。
引き潮時に川の急流のようになり、死者もよく出るとても危険な方に移動し、二枚貝のヘリトリアオリガイが岩にくっ付いて生活し、満潮時の食事を通じてきれいな沖縄の海づくりに貢献してくれていることも紹介し、その上についている濃い緑色の柔らかいアーサーを摘んでもらいました。
寒い中もみなさんよく頑張ってアーサーを摘み、
きれいにゴミや岩や砂を取り除いて
たくさん収穫してお土産にしていました。
アーサーを摘んでいて白黒の縞模様の巻貝のノシガイや
毒針を出す白黒のまだら模様のマダラガイ、
貝の卵の入った袋の卵のうやレイシガイなどを見つけるこども達が一杯でビックリ!
最後に、一時間少しで冷え切った体を暖かくておいしいアーサー汁を食べてもらうことで温まってもらいました。
「暖かくっておいしい!」「お代わりください!」ととても人気で、
アーサーがなくなっても「お豆腐汁だけでいいです!」となり、お豆腐がなくなっても「お汁だけでいいです!」とトビウオの「あご出汁」のおいしさを4~5杯もお代わりしてくれて味わってくれていたのがとても嬉しかったで~す。
みなさん本当にお疲れさまでした。