沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

カテゴリ:磯遊び( 541 )

9月18日の観察会

9月18日は台風一過の好天に恵まれ、


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35名の参加者に5名のスタッフが集まり、いつものように海の危険生物の説明や注意事項を説明し、元気にスタートしました。



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トンネルを抜けてカーミージーの岩場に出たあたりの岩は琉球石灰岩の粟石で、12万年前の海にいた星砂などの有孔虫の集まりなのでとても柔らかく、自然の力でぐるぐる丸く削り取られた甌穴(おうけつ、ポットホール)や海岸崖を削り取ったノッチの地形がみられる一方、



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大正から昭和の初めころにヒンプンや墓石、門柱や石垣の石材として切り出された石切り場が残されていることを説明しました。



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反対側に移動すると、干潮時に石を切り出し、満潮時に船に乗せて運びだした様子がよく分かる石切り場跡も観察できました。



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そばの大岩にたくさんへばりついたオハグロガキやクロフジツボが、みんな生きているばかりか満潮時になるとプランクトンを食べてきれいな沖縄の海を作ってくれていると説明するとみなさんビックリしていました。



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岩がごろごろと転がった岩場では、一人一回は岩を起して隠れている生きものを探し、元に戻す練習をすると、



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いきなり黒いクモヒトデとオレンジの糸状の体をプファプファして動くミノガイ(右)が出て来てみなさんとても盛り上がりました。



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たくさんの岩をめくるとケブカガニもたくさん見られ、観察後は台風でひっくり返った岩もいっしょに元に戻してもらい、大助かりでした。



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また、岩場にたくさんあいたふたつ穴は岩の中に住みついた二枚貝の吹管と吸管の穴で、


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台風の荒波にもびくともせずに岩にへばりついたたくさんのヘリトリアオリガイとともにきれいな沖縄の海を作る立役者だということを説明するとみなさんビックリしていました。



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このあたりがカーミージーの海で一番危険な場所だ!ということも説明して意識してもらいました。



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帰り道でも、きれいな色のヒメシャコガイ、


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片方のツメが大きく、パチンパチンと打ち鳴らして敵を威嚇し縄張りを主張するテッポウエビ、



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毒針を持つ危険なウミケムシなどにも出会い、楽しい観察会を終えることができました。



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みなさん、お疲れさまでした。





by nami-5963 | 2017-09-19 19:13 | 磯遊び | Comments(0)

観察会の下見と清掃活動

9月18日の観察会を前にして下見と清掃活動に、Aさん、Mさん、ゆみさん、ばあさんの5人でカーミージーの海に出かけました。


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台風18号の通過後初めての海は台風の影響で5~6mの高波が外洋から打ち寄せとても豪快でしたが、サンゴ礁が自然の防波堤になってくれ、私たちのところまで大波も届かないのがいつも不思議でなりません。



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そんな大波に運ばれて遠い海から大きなヤシの実も海岸に運ばれて来ていました。



また、大波で撹拌された海に入ると海水温がぐんと下がっていたので、白化したサンゴやイソギンチャクにとっては一か月ほどすると褐虫藻が戻って来てくれるのではないかと期待されました。



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三か所ほどのイソギンチャクを見て回ると、白化していた色(2017.9.8、参照)から少しクリーム色に戻ってきていたので、白化現象の回復が早まることが期待され、とても嬉しかったで~す。



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今日の下見のもう一つの目的はAさんが見つけてくれたポンプでトゲアナエビやタマシキゴカイを吸い上げて確保できるかどうかでした。



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AさんやMさん、ゆみさんも私も何度もチャレンジしましたが、

砂と海水はある程度吸い上げられるもののトゲアナエビやゴカイを吸い上げることは残念ながらできませんでした。



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海草藻場では生き残った大きなイモガイ、



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クモガイや



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赤ちゃんのクロナマコ、



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イワオウギガニ、



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ヌノメガイ、



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ウミケムシなどに出合うことができました。



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また、いつもの観察会ではみなさんに口頭で危険な場所を説明していますが、自分たちも実際に通ってみてその危険度を実体験してみることにもしました。



ここでお昼ごはんとし、Mさんとはお別れしました。



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その後も岩を起すとウミケムシ、



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たくさんのクモヒトデ、



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カニの仲間、



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ヒザラガイなどに出合い、明日が楽しみで~す。



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カーミージーの岩場の海岸で波遊びをしたり、



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石切り場の岩登りをして楽しんだゆみさんでした。



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最後にトンネルの中にゴミがたくさん吹き溜められているのを

みんなでかき集めきれいにし、


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明日の準備OK!で~す。


by nami-5963 | 2017-09-18 11:08 | 磯遊び | Comments(0)

その後の白化現象

その後のカーミージーの海の白化現象が心配で、久しぶりの海の散策に出かけました。



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風が強くて水面が波立っていましたが、イソギンチャクに近づくと白い物が目立ってきて白化現象だとすぐにわかります。




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一番目のハタゴイソギンチャクは住んでいたイソギンチャクエビやイソギンチャクモエビの姿も確認できず、残念でなりません!




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二番目のハタゴイソギンチャクはずいぶん大きく成長してきたのが、やせ細っていてビックリ!



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カクレクマノミを探していくと全部で5匹住んでいて、大きなメスが白化したイソギンチャクから離れて警戒していました。



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三番目のものは移植したものの住民がいなかったのが、赤ちゃんカクレクマノミとイソギンチャクエビが一匹ずつ住みついていてホッとしましたが、立派に白化していました。



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四番目は水深もあり、外洋の干満の潮流が押し寄せるので白化は免れていましたし、



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カクレクマノミが2匹と



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黒っぽい体色のクマノミが一匹住みついていて嬉しくなりました。



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五番目のものも立派に白化していましたが、カクレクマノミが4匹も住みついていて嬉しかったで~す。



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六番目のハタゴイソギンチャクは外洋の干満の潮流が押し寄せるので白化は免れていましたが、他の生きものの姿は見られませんでした。



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七番目は六番目と似た環境なので白化は免れていましたし、かわいいカクレクマノミが一匹住みついていました。



浅場に棲む7体のハタゴイソギンチャクを見て回り、半分以上の4体が白化!という危機的な状況がよく分かりました。



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散策中にも温かい海水に触れる部分が白化したサンゴが「白い輪」になっており、



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外洋性のオレンジ色のカイメンの分布が広がっているのを目にし、



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暑いので岩の下に体を隠したニセクロナマコや



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トゲクリイロナマコ、



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ただのクリイロナマコ、



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かわいい赤ちゃんのクロナマコ、



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手のひらサイズの大きなイソアワモチや



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クモガイのヤングの個体にも出会いました。




このクモガイのヤングの個体を私の「貝牧場」に放しに行くと、今までいたジャゴウが行方不明でビックリ!



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今まで住んでいたところから10m四方をじっくり探して回ると、3m移動している一回り大きくなったジャゴウを発見し、ホッとしました。



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海の中でおにぎりを頬張っていると雨雲が接近してきたので、急いで帰路につきましたが、ヒョウモンヒラムシやカニの食事風景の動画をゲットすることができました。。


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いつ行っても楽しいカーミージーの海で~す。








by nami-5963 | 2017-09-07 22:24 | 磯遊び | Comments(0)

ゆんたく広場

9月のゆんたく広場があり、MさんとAさんが集まり、にぎやかにゆんたくを楽しみました。


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最初に「海DO命」(6/25放映)と「OTV取材」(8/20、8/24放映)のビデオを見て、新ルートでの観察会の成功をみんなで喜び合いました。


ゆんたくの内容は、やはり故郷や幼少の頃のことが多くなり、Mさんから北海道、Aさんからは静岡や群馬の話が出て、いい勉強になりました。



続いて、カーミージーの道路工事現場で8月から始まった米軍のドサクサに紛れた基地拡張工事について報告しました。



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高台からの写真で黄色の点が今までの基地のフェンスで赤点が拡張後のもので、水色点が海への侵入を防ぐ新しいフェンスです。



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市の説明によると新しい道路間際にフェンスが張られてしまう予定だったが、将来三角地を駐車場として市が買い取るので


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赤い点線で新しいフェンスを張ってもらった、と言っていましたが、


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嘉手納基地以南の基地返還が確定している中で米軍の言いなりの基地拡張を許す植民地状態だ!とみなさん憤っていました。



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それも、「不法侵入を防ぐために」新しい水色の点のフェンスを設けて施錠し、米軍と市がそのカギを持ち日常的に閉鎖し、要請があれば開けることができる、ととんでもないことを言い出す始末です。



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これらの費用も日本国の思いやり予算で一日1億円つぎ込まれている!とMさんが憤っていたのが印象的でした。



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また、最近新聞に載った「里浜条例」のことで「よかったですね!」と言われるけれど、カーミージーの半分は埋め立て、軍港まで誘致して自然を破壊するのに「宝の海保全」がどうしてできるのか疑問だ!という意見も出て、今日は時間がないので継続して論議していくことになりました。



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あと日程的なものを再確認して解散しました。




9月18日(月)第85回観察会、12時~14時と

10月7日(土)第86回観察会、14時~16時は新ルートで実施し、




11月5日(日)第87回観察会と

12月3日(日)第88回観察会と

12月30日(土)第89回観察会は夜間で足元が危険なため中止としますので、ご了承下さい。




10月14日(土)第二十四回ゆんたく広場、14時~17時

11月4日(土)第二十五回ゆんたく広場、14時~17時

12月2日(土)第二十六回ゆんたく広場、14時~17時は予定通り実施します。






by nami-5963 | 2017-09-05 09:47 | 磯遊び | Comments(0)

8~10月のチラシ配布にAさんと出かけました。



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夏休み中と重なったため宿題や自由研究に役立てようとの思いからか?1000枚以上配布しておいたチラシはさすがによくなくなっていました。



残っていたものは回収して大量消費する浦添市役所、県立博物館、ほしぞら公民館に集中しました。



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このチラシの裏面は「カーミージーの生きものシリーズ 魚の仲間③」になっているので、ある程度の数は保存しておく必要があります。



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そこで今回はパンフレットに年間計画を織り込んで300部を配布して回ることにしました。




今年は道路工事の進行により土日と夜間の通行が不可能になり、8~10月の観察会は新ルートで実施しますが、11~12月の夜間の観察会は残念ながら中止となります。




みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。




ポスターの掲示とチラシとパンフレットの配布先をのせておきますので、お近くのところで手にして下さい。




カーミージーの海の出入り口、緑ヶ丘自治会、伊祖自治会、隠れ家カフェ清ちゃん、港川小学校、パーラー幸、NEOS、コープ牧港店、浦添市役所玄関ロビーの受け付け、市役所環境課、市中央公民館・別館、市図書館、市歴史にふれる館、環境省漫湖水鳥湿地センター、那覇市牧志ほしぞら公民館、県立博物館・美術館、県立図書館、泡瀬ウミエラ館、美ら島研究センター、宜野湾市立博物館




みなさん、いつもお世話になりありがとうございます。


by nami-5963 | 2017-08-24 08:46 | 磯遊び | Comments(0)

8月20日の観察会

8月20日の観察会は何度も下見をしたカーミージーの岩場方面のコースを初めて訪れるもので、32名の親子連れと5名のスタッフ、OTVの取材スタッフ3人の計40名が集まりました。



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日曜日にはしない工事をこの日に限って2か所でやっていて、スタッフは安全確保の駐車場案内、受付案内と全員が揃うまでの危険生物の説明と大忙しでスタートしました。


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最初にカーミージーの岩場の見えるところに移動してカーミージーの由来の説明をし、人工的な石切り場や甌穴(おうけつ、ポットホール)、ノッチなどの自然の浸食地形を見学し、この位置からはモーモージー(牛瀬)に見えることが分かりました。



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海岸に降りる足場が悪いので、みなさん慎重に行動し、無事に二つ目の石切り場に到着し、ここでは干潮時に石切り作業をし、満潮時に船に乗せて搬出する効率の良いことがよく理解できました。



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そばの大きな岩にはフジツボやオハグロガキ、オニヒザラガイなどがついていて潮が満ちた時にだけプランクトンを採るなどの食事をすることできれいな海を作っていることを説明すると、みなさんビックリされていました。



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次にそこら中に転がっている小さな岩を起し、いろんな生きものが隠れて生活をしているようすを観察し、観察後は岩を元に戻す!ことをしていると大粒の雨が降り出し、



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ついには痛いほどの雷雨になってきたので途中にあったトンネルまで引き返し、雨宿りを15分間ほどすることになりました。



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その間にスタッフのMさんのお孫さんがペットボトルに捕まえていたテッポウエビの赤ちゃんをみんなで観察していると雨もやみ、観察会を再開しましたが、赤ちゃんを抱えた6人のファミリーが早目の帰宅となりました。



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海岸に戻り、岩を起して元に戻すという生きもの観察をしていると、


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卵を抱いた赤い目を持つケブカガニのメスや



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肉食のヒョウモンヒラムシ、



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貝のアマオブネとその白い粒状の卵の詰まった卵のう、



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カニのコワタクズガニ、



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ゴカイの仲間のスジホシムシ、



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テッポウエビや



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二枚貝で貝殻を閉じるときの推進力で移動するミノガイ、



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クモヒトデとイソアワモチなどに出会えました。



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他にも昨日産み付けられたところのヤクシマダカラのたくさんの三角形のピンクの粒がいっぱい入った卵のうを見てもらい、



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貝の仲間のヘビガイ、



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たくさんのナガウニ、


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ウニの死骸などにも出会いました。



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さらに岩にタンパク質の糸でへばり付いたたくさんのヘリトリアオリガイ



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干潮時に乾燥を防ぐための集団になるゴマフニナに出合い、



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岩の中に住みついた二枚貝などはエサを採ることを通じてきれいな海を作っているということを知り、ビックリ!でした。



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今日の新コースも生きものが一杯で楽しかった!また来たい!ととても好評でよかったで~す。



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最後にカーミージーで危険な場所の説明をしてから帰路につき、新コースでの観察会を無事に終わることができました。



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みなさん、ありがとうございました。



今日の夕方6時前のニュースで放映されるということで、「僕、テレビの取材は初めてでうれしい!」ととても期待していましたが、残念ながら放映がなく、明日に持ち越しのようでした。






by nami-5963 | 2017-08-21 07:35 | 磯遊び | Comments(0)

新しいカーミージー方面の観察会コースの二度目(2017.8.8、参照)の下見をゆみさんとばあちゃんの三人で行いました。




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ゆみさんとばあちゃんはこのコースが初めてなので、石切り場が残っていたり、大きな甌穴(おうけつ)やノッチという浸食地形があることにビックリしていました。



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カーミージーの岩山にも初めて登り、



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国土地理院の空寿崎(カーミージーの正式名)の三角点や



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ここにも石切り場跡があることを知り、



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ソフトコーラルの白化現象が台風5号でも回復していないことが上から見てよく分かりました。



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足元に気を付けながら海に降りると、たくさんの岩が転がっているのを起してみると、アマオブネが卵を産んでいたり、



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テッポウエビが這い出してきたり、



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クモヒトデが隠れていたりするのを楽しんだ後は岩をきちんと元に戻しておきました。



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岩場にはたくさんのケブカガニがいて、小さいメスもしっかりと黒い卵を抱えているのにビックリ!



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ゆみさんがたくさんのシャコガイや



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アオヤガラの死骸を見つけたり、



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タマガイ類の卵塊の砂茶わんとタマガイ類に食べられた穴の開いた貝殻や



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珍しいミミガイも見つけることができました。



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前回の下見でもタカラガイが多く見つかりましたが、今回もオレンジ色のものや



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ヤクシマダカラの産卵シーンに出合うことができました。



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ヤクシマダカラをつまみ上げるとその大きさと同じ面積に



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三角形の卵のうの小袋にいっぱいのオレンジ色の卵を詰めたものを産み付けていてビックリ!



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このコースなら今までの海草藻場のコースと違った楽しみ方ができるね!と二人の太鼓判をもらえました。



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明日の観察会に向けての新しいレジメも作ってみましたのでご覧下さい。


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明日の観察会が楽しみで~す。





by nami-5963 | 2017-08-19 22:42 | 磯遊び | Comments(0)

台風5号が通り過ぎ、カンカン照りの真夏日の4日間に夏休みのこども向けの観察会がありましたので、まとめて紹介します。



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8月8日は西原児童センターのこども達12名と職員さん2名とスタッフの4名の合計18名が集まり、



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8月9日は若草児童センターのこども達10名と職員さんたち7名とスタッフの4名の合計21名が集まり、



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8月10日は緑が丘自治会のこども達7名と役員さんたち3名とスタッフの4名の合計14名が集まり、



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8月11日は受付初日で定員一杯になったという中央公民館の親子講座の30名と職員さん2名とスタッフの4名の合計36名が集まり、毎回元気に観察会を実施しました。



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この間、道路工事が本格化し、通行止めになっている工事現場を通してもらうばかりか、



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大きな段差に階段をかけて安全に海への出入りができるようにして頂き、感謝感激でした。



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本当にありがとうございました。



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台風の影響の強風が吹いてくれ暑さは少し和らいでくれたようでしたが、海水温はお風呂のようで、海水浴を楽しむ姿も見受けられ、



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毒針を持つ大きなイモガイが熱中症で3個も死んでいるのが見つかり、臭くて臭くてビックリ!



みんなに見せようとつまんでいた指の臭さはなかなか取れませんでした。



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最初の岩場で、干潮時には乾燥を防ぐために集団を作るが、潮が満ちて来るとばらばらになって食事をするというゴマフニナや



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たくさんあいた穴がカニや二枚貝の住み家できれいな海を作っていることを学びました。



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海に入るとたくさんのヤドカリがいてて、みなさん嬉しくて興奮気味でした。



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砂地にクロナマコや



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ニセクロナマコ、



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オオイカリナマコ、



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トゲクリイロナマコなどがいて触れてみてその違いがよく分かりました。



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みなさん砂や泥の栄養を採ってきれいなウンコをして沖縄のきれいな海を作ってくれていることも知りました。



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貝(ホウシュノタマガイ)の卵塊の砂茶わんや



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その産みの親のホウシュノタマガイと卵を抱いたテッポウエビ、



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岩穴の中に棲むナガウニ、



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ウニの死骸、



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シャコパンチの鋭いフトユビシャコ、



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沖縄の赤瓦屋根のようなカワラガイ、



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食べると毒が強い赤い目を持つケブカガニ、



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大きなリュウキュウザルボウガイや



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昔はお金として使われた歴史のある宝貝のキイロダカラ、



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そのキイロダカラを使った貝笛の実演もあり、



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生きた大きなイモガイ、



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5本の腕を振り動かすクモヒトデ、



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海草の上に棲む小さな巻貝のキンランカノコ、



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二本のかわいい目を持つクモガイなどのたくさんの生きものに出合い、



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砂もぐりの名人技を使い、



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ヤドカリを襲って食べるソデカラッパの砂もぐりの名人技を何度も楽しみ、



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ちゃんと2個の目だけを出してヤドカリを待ち伏せる様子も観察できました。



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みなさんが一番熱心に取り組んでいたのは海草のリュウキュウスガモで1~2cmの穴に棲む赤いトゲアナエビと綱引きをする「トゲアナエビ釣り」でした。



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これは子どもも大人も夢中になって楽しめる遊びで、沖縄ひろしと言えどもここカーミージーの海だけの素晴らしいものなのですよ。



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さらに、高さ2m以上もある大きなブロックの表面に着いたフジツボ、オハグロガキ、カサガイ、オニヒザラガイはみんな生きていて潮が満ちると盛んに食事をしてきれいな海を作ってくれていることや



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海のミミズのタマシキゴカイが出すモンブランのようなウンコの山が無数にあるのもきれいな海づくりに貢献していることを学びました。


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おもしろかった~~!またきた~い!の感想がたくさん出される中、観察会が無事に終わることができました。



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みなさん、お疲れさまでした。


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みなさん、ありがとうございました。


by nami-5963 | 2017-08-12 20:08 | 磯遊び | Comments(0)

新コースの下見

道路工事が最終段階に入り、今までの話し合いで、8月8日から8月11日の4日間は工事現場のご厚意で工事を中断して観察会のために現場を通行させてもらえることになり感謝しているところですが、8月20日と9月18日、10月7日や11月と12月の夜間の観察会は工事現場を通行できないため、カーミージーの岩場の方の新コースを設定するための下見にAさんと出かけました。



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今までにない観察ポイントは大正時代から石材を切り出した「石切り場跡」が2か所みられることです。



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柔らかい粟石(あわいし)という12万年前の琉球石灰岩を干潮時に切り出し、満潮時に船に乗せて運びだした歴史・文化遺産です。


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柔らかい石なので自然の力でも回転する石で削られた甌穴(おうけつ)や



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台風時などの嵐の波で削られてできたノッチと呼ばれる「浸食地形」がみられることが特徴です。



また、下見をするとここもたくさんの湧水が湧いていることが確認できました。



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さらに岩場を歩いてみるとタカラガイがたくさん見つかり驚いていると、



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たったの10分程で8種類も見つかりビックリ!



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白いものが目立つので近づいてみると高水温のためソフトコーラルが白化していました。



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カメが伏せたように見えるカーミージーの方に出ると



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オハグロガキや



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クロフジツボがびっしり張り付いている岩場がありました。



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足元の岩場に目をやるとやたらと赤い目をしたケブカガニがたくさん目に入り、



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お腹を見ると黒い卵を抱いたメスが多いのにもビックリ!



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岩をめくってみるとアマオブネがたくさんの白い卵の袋(卵のう)を産み付け、



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カニの赤ちゃんや



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灰色の体に黒点のあるコクテンフグの赤ちゃん、



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ナガウニなどがたくさん見られました。



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いつもの観察会の最後に「危険な場所!」ですよと紹介している場所を実際に歩いてみると水流で足がすくわれそうになることも体験し、



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たくさんのサンゴが白化しているのにもビックリでした。


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最後に、岩にたくさん張り付いたヘリトリアオリガイの集団と



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ゴマフニナの集団もみられました。

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今までの観察ルートのようなトゲアナエビやソデカラッパのような二大スターはいないものの観察会が可能と判断し、足元が悪いので11月12月の夜間の観察会は残念ながら中止せざるを得ない!という結論に達しました。


by nami-5963 | 2017-08-08 09:55 | 磯遊び | Comments(0)

市の環境講座の観察会が台風5号の沖縄接近のため中止となり、その代わりに、小学生の受講者の親子連れ30人に60分間の「海のお話」をすることになりました。


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会場に早く着き、貝の標本を展示しましたがみなさんあまり興味がないようで、宝貝のキイロダカラの指笛の吹き方を講習し、親子含めて10人を超える人が合格し、キイロダカラをお土産に持ち帰ってもらいました。


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また、巻貝の駒回しにチャレンジしてもらうとたくさんの男子が合格し、




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後ろの広いスペースでコマの回る時間の競争を楽しんでもらいました。



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いよいよ「海のお話」の時間になり、こども達が夏休みに入った7月21日に発生した台風5号のことを取り上げ、台風のマイナス面は新聞やTVでよく知っているのでプラス面を質問すると、「学校が休みになる!」でみなさんが大爆笑し、「ダムに水がたまる!」「サンゴ(の白化)にとって都合がよい!」などとよく知っていてビックリで、



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カーミージーの海のサンゴやイソギンチャクの白化が海水の撹拌で回復してくれるのを期待していることの話をしてスタートしました。



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次に、3分間のRBCの「カーミージーの海の紹介ビデオ」を見てもらってから、今迄に撮りためた幼魚たちのようすと生きものたちの食事風景、生活のようすなどを紹介する動画を見てもらいました。


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反響が大きかったのは、みんなが下向きで泳ぎながらエサを採って生活するヘコアユの幼魚たち、



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茶色い葉っぱに擬態して敵に襲われないようにして暮らすナンヨウツバメウオの幼魚たち、


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潮が満ちてきたときの海のゴミのようなものを栄養として取り込むウデフリクモヒトデ、



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タツノオトシゴの仲間のイシヨウジはオスが卵を抱えて子どもを産み、メスが次の出産に備えるところでは「メスは何をしているの?」という質問も出ていました。



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最後のイソギンチャクに棲む三匹のカクレクマノミでは、一番大きいのが敵の侵入に立ち向かう肝っ玉母さん(メス)で、その後ろでウロウロしているのがオスでもう一匹いるのは何でしょう?と尋ねると「おかま!」という答えが返ってきてこれまた大爆笑でした。


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カクレクマノミは性転換するお魚で、メスが死ぬとオスがメスになり、オスが死ぬと小さい幼いオスが大人のオスになるという説明をさせてもらいました。

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今日はカーミージーの海に行けなかったのは残念でしたが、みなさんがカーミージーの海に行ってみたいなぁ~!と思ってもらえたようで、とても有意義な場になりました。



みなさん、またカーミージーの海でお会いしましょう!





by nami-5963 | 2017-08-07 10:03 | 磯遊び | Comments(0)