沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

泡瀬の自然観察会

「泡瀬干潟を守る連絡会」主催の観察会があるというので、「カーミージーの海で遊び隊」の研修を兼ね、Aさん、Mさんといっしょに出かけました。


c0180460_03054175.jpg

11時すぎに地元の中学生を含めた20人が集まり観察会がスタートしましたが、



c0180460_03054939.jpg
今回の課題の一つが前回のセミナー時(2017.5.14、参照)の「ギボシムシ吸引機」のパワーアップ改良版を試してみることでした。



c0180460_03055937.jpg
干潟に出ると今まで見たこともない豆のような種子がたくさん打ち上げられていましたし、



c0180460_03065815.jpg
少し歩くとマングローブの植物が岩場にしっかり根付いているものに出合いビックリ!



c0180460_03074463.jpg
また、岩をめくってみると茶色いヒラムシや



c0180460_03080390.jpg
スジホシムシに出合い、



c0180460_03082858.jpg
おいしい貝のカンギクが岩の裏側や



c0180460_03084553.jpg
岩のくぼみにたくさん群れていたり、



c0180460_03090180.jpg
肉食のタマガイ類の卵塊の砂茶わんが何種類も見つかり、



c0180460_03092146.jpg
ナツメモドキ、ハナビラダカラやたくさんのタカラガイが見つかり貝類の多さに驚くばかりでした。



c0180460_03125110.jpg
砂州に着くとたくさんのミナミコメツキガニが食事をした後の砂団子を作り、らせん状にくるくる回って砂に潜る様子を動画に収めることができました。



c0180460_03132022.jpg
また、砂地に棲むメナガオサガニや



c0180460_03135375.jpg
ゴカイの仲間の棲管(せいかん、住み家)が見つかりましたが、



c0180460_03141851.jpg
砂地の表面にたくさんあいた穴が何の住み家なのかをはっきりさせるために「ギボシムシ吸引機」が大活躍をしました。



c0180460_03143733.jpg
中学生も小学生も力を込めて頑張って砂と水を吸い上げると、ゴカイの仲間はゲットできませんでしたが、



c0180460_03193322.jpg
体が透明で黄色い卵が丸見えでテッポウエビのように片方のツメが大きなスナモグリがたくさんのゲットできビックリ!



c0180460_03203150.jpg
面白いようにたくさん採れるようになり、



c0180460_03204142.jpg
たくさん集めて観察した後は



c0180460_03213611.jpg
砂地に戻すと一目散に砂に潜って行く様子も観察することができました。



c0180460_03220629.jpg
他にも砂地に棲むキンセンガ二や



c0180460_03222688.jpg
タイワンガザミの死骸や



c0180460_03224414.jpg
クモヒトデにも出会い、貴重な動画を残すことができました。



c0180460_03230334.jpg
ウミエラ館でおいしい沖縄のぜんざいを頂いて有意義な観察会を終えることができました。



c0180460_04001963.jpg
みなさん、お疲れさまでした。





# by nami-5963 | 2017-09-25 08:57 | 磯遊び | Comments(0)

9月18日の観察会

9月18日は台風一過の好天に恵まれ、


c0180460_01210748.jpg

35名の参加者に5名のスタッフが集まり、いつものように海の危険生物の説明や注意事項を説明し、元気にスタートしました。



c0180460_01225372.jpg
トンネルを抜けてカーミージーの岩場に出たあたりの岩は琉球石灰岩の粟石で、12万年前の海にいた星砂などの有孔虫の集まりなのでとても柔らかく、自然の力でぐるぐる丸く削り取られた甌穴(おうけつ、ポットホール)や海岸崖を削り取ったノッチの地形がみられる一方、



c0180460_01230983.jpg
大正から昭和の初めころにヒンプンや墓石、門柱や石垣の石材として切り出された石切り場が残されていることを説明しました。



c0180460_01241811.jpg
反対側に移動すると、干潮時に石を切り出し、満潮時に船に乗せて運びだした様子がよく分かる石切り場跡も観察できました。



c0180460_01244666.jpg
そばの大岩にたくさんへばりついたオハグロガキやクロフジツボが、みんな生きているばかりか満潮時になるとプランクトンを食べてきれいな沖縄の海を作ってくれていると説明するとみなさんビックリしていました。



c0180460_01252923.jpg
岩がごろごろと転がった岩場では、一人一回は岩を起して隠れている生きものを探し、元に戻す練習をすると、



c0180460_01254619.jpg
いきなり黒いクモヒトデとオレンジの糸状の体をプファプファして動くミノガイ(右)が出て来てみなさんとても盛り上がりました。



c0180460_01264041.jpg
たくさんの岩をめくるとケブカガニもたくさん見られ、観察後は台風でひっくり返った岩もいっしょに元に戻してもらい、大助かりでした。



c0180460_01331944.jpg
また、岩場にたくさんあいたふたつ穴は岩の中に住みついた二枚貝の吹管と吸管の穴で、


c0180460_01291499.jpg
台風の荒波にもびくともせずに岩にへばりついたたくさんのヘリトリアオリガイとともにきれいな沖縄の海を作る立役者だということを説明するとみなさんビックリしていました。



c0180460_01295843.jpg
このあたりがカーミージーの海で一番危険な場所だ!ということも説明して意識してもらいました。



c0180460_01301904.jpg
帰り道でも、きれいな色のヒメシャコガイ、


c0180460_01303207.jpg
片方のツメが大きく、パチンパチンと打ち鳴らして敵を威嚇し縄張りを主張するテッポウエビ、



c0180460_01321880.jpg
毒針を持つ危険なウミケムシなどにも出会い、楽しい観察会を終えることができました。



c0180460_01324091.jpg
みなさん、お疲れさまでした。





# by nami-5963 | 2017-09-19 19:13 | 磯遊び | Comments(0)

観察会の下見と清掃活動

9月18日の観察会を前にして下見と清掃活動に、Aさん、Mさん、ゆみさん、ばあさんの5人でカーミージーの海に出かけました。


c0180460_23113211.jpg

台風18号の通過後初めての海は台風の影響で5~6mの高波が外洋から打ち寄せとても豪快でしたが、サンゴ礁が自然の防波堤になってくれ、私たちのところまで大波も届かないのがいつも不思議でなりません。



c0180460_23112521.jpg
そんな大波に運ばれて遠い海から大きなヤシの実も海岸に運ばれて来ていました。



また、大波で撹拌された海に入ると海水温がぐんと下がっていたので、白化したサンゴやイソギンチャクにとっては一か月ほどすると褐虫藻が戻って来てくれるのではないかと期待されました。



c0180460_23161714.jpg
三か所ほどのイソギンチャクを見て回ると、白化していた色(2017.9.8、参照)から少しクリーム色に戻ってきていたので、白化現象の回復が早まることが期待され、とても嬉しかったで~す。



c0180460_23165631.jpg
今日の下見のもう一つの目的はAさんが見つけてくれたポンプでトゲアナエビやタマシキゴカイを吸い上げて確保できるかどうかでした。



c0180460_23171843.jpg
AさんやMさん、ゆみさんも私も何度もチャレンジしましたが、

砂と海水はある程度吸い上げられるもののトゲアナエビやゴカイを吸い上げることは残念ながらできませんでした。



c0180460_23180366.jpg
海草藻場では生き残った大きなイモガイ、



c0180460_23181089.jpg
クモガイや



c0180460_23181602.jpg
赤ちゃんのクロナマコ、



c0180460_23190483.jpg
イワオウギガニ、



c0180460_23192737.jpg
ヌノメガイ、



c0180460_23195347.jpg
ウミケムシなどに出合うことができました。



c0180460_23203090.jpg
また、いつもの観察会ではみなさんに口頭で危険な場所を説明していますが、自分たちも実際に通ってみてその危険度を実体験してみることにもしました。



ここでお昼ごはんとし、Mさんとはお別れしました。



c0180460_23195347.jpg
その後も岩を起すとウミケムシ、



c0180460_23222171.jpg
たくさんのクモヒトデ、



c0180460_23223854.jpg
カニの仲間、



c0180460_23230162.jpg
ヒザラガイなどに出合い、明日が楽しみで~す。



c0180460_23241014.jpg
カーミージーの岩場の海岸で波遊びをしたり、



c0180460_23242725.jpg
石切り場の岩登りをして楽しんだゆみさんでした。



c0180460_23245462.jpg
最後にトンネルの中にゴミがたくさん吹き溜められているのを

みんなでかき集めきれいにし、


c0180460_23252609.jpg

明日の準備OK!で~す。


# by nami-5963 | 2017-09-18 11:08 | 磯遊び | Comments(0)

湧き水講演会

湧き水fun俱楽部の定例会で


c0180460_06502365.jpg

ボーダーインクの編集者で「那覇まち放浪記~ぼくのうまれたまち・古地図を片手にあるいたまち~」の著者の新城和博さんの講演をして頂くと、



c0180460_06511167.jpg
とても人気で環境科学センターの研修室が一杯になる14名が集まり、ビックリ!



c0180460_06513629.jpg
早速、昭和10年の古地図を一枚配ってもらい、その活用方法を教えてもらいました。



c0180460_06515473.jpg
崖のある所には拝所があるものなので、崖を見つけると面白い!ということ




また、古い地図が手に入ると縮尺が違っても「波上宮」「仲島の大石」「三重グスク」などの不変の岩場を利用するととてもいろんなことが読み取れることを教えてくれました。




これにはガッテン!



c0180460_06523613.jpg
ブラタモリにも出てきた古い那覇は


c0180460_06530507.jpg
浮島だったためほとんどが埋め立て地で、



c0180460_06525982.jpg
久茂地川は埋め立てられずに残った水路だし、



c0180460_06535956.jpg
首里とを結んだ長虹提(ちょうこうてい)が今も確認できるとのことでした。



c0180460_06544403.jpg
さらに、1920年代の那覇はニューヨークと似て毎晩芝居が演じられた!とかペリー来航時には那覇のこども達が日本で最初に「汽車ポッポ」の遊びをした!などの耳寄りな話題も多く、



c0180460_06554116.jpg
沖縄戦後、米軍に天久を追われた住民たちは土管で新居住地に水を引き、米を作って公民館を建てた!という話も水が人を繋げている()話として湧き水fun俱楽部ならではの有意義なお話でした。



c0180460_06560576.jpg
いろんなお話を聞かせて頂きありがとうございました。


# by nami-5963 | 2017-09-17 06:49 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

又吉栄喜文庫の創設

浦添市立図書館からTELがあり、詳しくお話をお聞きしました。



c0180460_23522258.jpg
内容は芥川賞作家の又吉栄喜さんの出身が浦添市だということで市立図書館に「又吉栄喜文庫」が創設されることになったそうです。



c0180460_23521367.jpg
そこで、きたる9月30日(土)の9時30分から「又吉栄喜文庫」創設記念パネル展を開催し、10時からも本人のトークショウも計画されているそうですが、彼の作品の中に地元の「カーミージー」のことがでてくるので、このパネル展に「カーミージーの海の生きものたち」のパンフレットを展示し、参加者にも配布したいので50部を提供してほしい、との依頼でした。



c0180460_23522958.jpg
こんな依頼は初めてでビックリ!しましたが、「カーミージーの海で遊び隊」の活動が広く市民のみなさんに知られるようになった影響に感謝し、すぐに50部のパンフレットを届けさせてもらいました。



c0180460_23523545.jpg
又吉栄喜文庫の創設をお祝いし、パネル展の成功をお祈りいたしま~す。


# by nami-5963 | 2017-09-13 20:49 | 沖縄の不思議 | Comments(0)