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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

3月10日の観察会

3月10日の観察会は風もないポカポカ陽気の中、大人ばかりの4名の参加者とスタッフの2名でスタートし、




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みんなで海の危険生物や海でのルールを確認して海に向かいました。




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春の季節になりましたが、まだ緑色の海藻の仲間もよく生えていて、濃い緑色のドロドロした食べられるアーサー(ヒトエグサ)と薄緑でゴワゴワしたアナアオサの違いを学習しました。



たくさん落ちている巻貝にはヤドカリがすみこんでいると紹介しましたが、寒さのせいでいつもほどの姿が見られませんでした。



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ひとつの穴はカニの住家で、二つの穴は岩の中に二枚貝が住み込んでいることを学習していると、



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 カタツムリのような角の先に黒い目玉を持つ貝殻を脱いだ貝の仲間のイソアワモチがいて、グミのような感触を確かめ、これらの生きものが食事をすることを通じて沖縄のきれいな海づくりに貢献していることを知りました。




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海に入ると、たくさんの小さなサンゴの赤ちゃんや




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五本の腕をフリフリするクモヒトでや




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海藻で雪がふり積もったうちわのようなウスユキウチワ、




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カイメンと緑藻が合体したカイメンソウに出会えました。




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しばらく歩くと、ナマコに出会い、左から順にクロナマコ、ニセクロナマコ、トゲクリイロナマコ、オオイカリナマコの四種類でした。 




それぞれに感触の違いや毒のあるなしがあり、白い内臓のキュビエ管を出して攻撃するものがいたりするものの、ナマコの仲間はみんな砂や泥から栄養を摂り、きれいな砂や泥のウンコをしてきれいな沖縄の海を作る役割を果たしていることを学習しました。




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緑色の3cmほどのきれいなフトユビシャコの赤ちゃんに出会いみなさん喜び!!




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肉食の巻貝のタマガイ類の卵と周りの砂を粘液で固めた卵塊の砂茶わんの芸術作品や




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毒針を持って狩りをする三角形をした大きなイモガイにもたくさん出会い、身近に危険生物がいるということを知りました。




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海草藻場に空いた1~2cmの巣穴にすむ赤いトゲアナエビを周りに生えたリュウキュウスガモの海草を使って「トゲアナエビ釣り」の遊びにチャレンジすると、




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エサの海草のリュウキュウスガモを両手のはさみで取りに来るトゲアナエビとのやり取りが面白く、




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「すごい力で引かれた!」「草をとられた!」とみなさんとても熱心に楽しむことができました。 




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また、海底にたくさん見られる「富士山のような砂山」はみんな海のミミズで釣り餌になるゴカイの仲間が砂の中の汚れを栄養としてとった後に出したきれいなウンコの砂山で、ここでも沖縄のきれいな海づくりに一役買っていることを知りました。



沖縄のきれいな海は「ウンコ」でできている!ということのようで~す! 



短時間でいろんな生き物に出合い、「楽しかった!」「また来たい!」という思い出がいっぱいの観察会を無事に終えることができました。




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みなさん、お疲れさまでした。







# by nami-5963 | 2024-03-10 17:52 | 磯遊び | Comments(0)

ゆうまるくんは海の観察会には何度も参加してくれていますが、


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今日は初めてのカーミージーの地質探索に北風バーバーで小雨交じりの中、おとうさんといっしょに出かけました。




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トンネルを抜けると琉球石灰岩の中で一番新しい時代(10~12万年前)の牧港石灰岩(マチナト石灰岩、粟石・あわいし)の地層が現れました。




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早速、ゆうまるくんに岩をたたいて新鮮な面を出してもらいましたが、ハンマーの扱いにもまだ慣れていないので、腰が入っていない!という感じでした。




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粟石(あわいし)の岩石の割れた新鮮な面を見ると有孔虫の丸い粒の化石がお菓子の「粟おこし」の丸い粟の粒の集まりにそっくりなことからついた名前だということを説明するとよく分かってもらえたようでした。




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この粟石はとても柔らかいので、波浪の浸食にも弱く、甌穴(おうけつ、ポットホール)を作ったり、




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6千年前の波浪の浸食地形のノッチを見ることができました。




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 人間も柔らかい粟石を切り出し石材として活用していましたが、カーミージーの岩礁の上にのぼると石切り場の跡も見られ、新鮮な粟石の採集ができました。




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 残波岬を望むこの海域は79年前の沖縄戦では海面が見えないくらいに米軍艦船がひしめき、読谷方面に米軍の上陸が開始されたということが信じられないくらいでした。




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 カーミージーの岩礁を降りると、人工の石切り場跡があり、見つけたゆうまるくんも興奮していました。




最後に、護岸工事に使われている古い時代の本部石灰岩を見て回ると、きれいな方解石の結晶が見つかり嬉しそうに採集していました。



駐車場に戻り、今まで石の会の会報の「アインシュタイン」の「私の宝物」として紹介してきた実物をひとつずつ説明しながら全部もらってもらいました。




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 老い先の長くない私の手元を離れた「宝物」が若い世代に引き継がれ、新しい刺激やエネルギーになって伝わり、新しい時代が開かれていくことを願ってやみません。ありがとうございました。












# by nami-5963 | 2024-03-07 14:51 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

2月17日の観察会

2月17日の観察会は風もなくとても穏やかな夜となり、知り合いどうしの声掛けもあって16名が集まり、隊員2名の合計18名でスタートし、




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みんなで海の危険生物や海でのルールを確認して海に向かいました。




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冬の季節になったので、緑色の海藻の仲間もよく生えだし、濃い緑色のドロドロした食べられるアーサー(ヒトエグサ)と薄緑でゴワゴワしたアナアオサの違いを学習し、たくさん落ちている巻貝にはヤドカリがすみこんでいることを紹介しました。




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ひとつの穴はカニの住家で、二つの穴は岩の中に二枚貝が住み込んでいることを学習していると、




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カタツムリのような角の先に黒い目玉を持つ貝殻を脱いだ貝の仲間のイソアワモチがいて、グミのような感触を確かめ、これらの生きものが食事をすることを通じて沖縄のきれいな海づくりに貢献していることを知りました。




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足元の岩場に30cm以上あるゴカイの仲間が二匹もいて




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そばに毒針でゴカイの仲間の狩りをするマダライモもいるという食う食われるの関係を目の当たりにしました。




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海に入ると、たくさんの小さなサンゴの赤ちゃんや




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砂地にすむ丸い形のイソギンチャクの群生にも出会えました。 




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しばらく歩くと、ナマコの仲間と出会いました。 左から順にクロナマコ、ニセクロナマコ、トゲクリイロナマコ、チズナマコの四種類でした。 


それぞれに感触の違いや毒のあるなしがあり、白い内臓のキュビエ管を出して攻撃するものがいたりするものの、ナマコの仲間はみんな砂や泥から栄養を摂り、きれいな砂や泥のウンコをしてきれいな沖縄の海を作る役割を果たしていることを学習しました。 




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大きな体の貝の仲間のタツナミガイのご夫婦にも出会い、名前の由来になっている体内に残る「立つ浪型」の貝殻を触ろうとすると怒って紫色の汁を大量に出されました。




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前回の観察会で見つけたタツナミガイの卵塊の緑色の「海ソーメン」を探すと、だいぶ小さくなっていましたが、見つけることができてよかったで~す。




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毒針を持って狩りをする三角形をした大きなイモガイにも出会い、身近に危険生物がいるということを知りました。




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さらに、二本の柄の先に眼玉を持ち、眼玉を出すためのクボミを貝殻に持つおいしい巻貝のマガキガイ(ティラジャー)がいて貝殻の内側が厚くてオレンジ色なこと、貝殻の頭がとがっていることなどイモガイと明らかな違いがあることの説明をするとみなさん納得されたようでした。


最近、食べるために採り過ぎて絶滅しそうになっていただけに回復傾向にあることがとても嬉しくなり、その場に放流してやりました。




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同じ仲間の二本の眼玉と七つの突起を持つきれいな巻貝のクモガイにも出会い上手に体を裏返す技を観察しました。




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海草藻場に空いた1~2cmの巣穴にすむ赤いトゲアナエビを周りに生えたリュウキュウスガモの海草を使って「トゲアナエビ釣り」の遊びにチャレンジすると、




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エサの海草のリュウキュウスガモを両手のはさみで取りに来るトゲアナエビとのやり取りが面白く、




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「すごい力で引かれた!」「草をとられた!」「これは食べられますか?」と大人も子供もとても熱心に楽しむことができました。



みんなが一斉に懐中電灯の明かりを消し、足元の海草藻場をかき回すとピカピカと青白く光る夜光虫とぼおっ~と長時間輝くウミホタルをみなさん初めて体験し、「あっ!光った!」「きれい~!」「こんなの見たのは初めて!」と興奮しながらとても楽しんでいました。 




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帰り道で肉食の巻貝のタマガイ類の卵と周りの砂を粘液で固めた卵塊の砂茶わんの芸術作品や





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長い腕でなんにでもしがみつく習性から「シガヤーダコ」と呼ばれるタコにも出会いみなさん大喜びしたり<





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海底にたくさん見られる「富士山のような砂山」はみんな海のミミズで釣り餌になるゴカイの仲間が砂の中の汚れを栄養として取った後に出したきれいな砂山で、ここでも沖縄のきれいな海づくりに一役買っていることを知りました。沖縄のきれいな海は「ウンコ」でできている!ということのようで~す!




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短時間でいろんな生き物に出合い、「楽しかった!」「また来たい!」という思い出がいっぱいの観察会を無事に終えることができました。



みなさん、お疲れさまでした。 






# by nami-5963 | 2024-02-18 16:20 | 磯遊び | Comments(0)

2月11日の観察会

 2月月11日の観察会は強い北風の吹き抜ける中、ドタキャンもありで大人ばかりの4名の参加者とスタッフの2名でスタートし、




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みんなで海の危険生物や海でのルールを確認して海に向かいました。




2月11日の観察会_c0180460_16121809.jpg

冬の季節になったので、緑色の海藻の仲間もよく生えだし、濃い緑色のドロドロした食べられるアーサー(ヒトエグサ)と薄緑でゴワゴワしたアナアオサの違いを学習していると、




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アーサー(ヒトエグサ)つみをしている方にも出会いました。



たくさん落ちている巻貝にはヤドカリがすみこんでいると紹介しましたが、寒さのせいでいつもほどの姿が見られませんでした。




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ひとつの穴はカニの住家で、二つの穴は岩の中に二枚貝が住み込んでいることを学習していると、




2月11日の観察会_c0180460_16165960.jpg



カタツムリのような角の先に黒い目玉を持つ貝殻を脱いだ貝の仲間のイソアワモチがいて、グミのような感触を確かめ、これらの生きものが食事をすることを通じて沖縄のきれいな海づくりに貢献していることを知りました。




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 海に入ると、ハート型のサンゴの赤ちゃんや




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カイメンと緑藻が合体したカイメンソウ、




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緑藻類のフデノホにも出会えました。




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 寒さのせいでナマコも砂に潜ってしまっていて、左から順にクロナマコ、ニセクロナマコ、トゲクリイロナマコの三種類にしか出会えませんでした。 



それぞれに感触の違いや毒のあるなしがあり、白い内臓のキュビエ管を出して攻撃するものがいたりするものの、ナマコの仲間はみんな砂や泥から栄養を摂り、きれいな砂や泥のウンコをしてきれいな沖縄の海を作る役割を果たしていることを学習しました。




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 近くに、「立つ浪型の貝殻」を体内に持つタツナミガイの緑色の卵塊のウミソーメンや




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肉食の巻貝のタマガイ類の卵と周りの砂を粘液で固めた卵塊の砂茶わんの芸術作品や




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毒針を持って狩りをする三角形をした大きなイモガイにもたくさん出会い、身近に危険生物がいるということを知りました。




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 海草藻場に空いた1~2cmの巣穴にすむ赤いトゲアナエビを周りに生えたリュウキュウスガモの海草を使って「トゲアナエビ釣り」の遊びにチャレンジすると、




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エサの海草のリュウキュウスガモを両手のはさみで取りに来るトゲアナエビとのやり取りが面白く、「すごい力で引かれた!」「草をとられた!」とみなさんとても熱心に楽しむことができました。 




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 タコにも出会いましたが、黒いスミを吐かれて逃げられてしまいました。残念!!



 

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 また、海底にたくさん見られる「富士山のような砂山」はみんな海のミミズで釣り餌になるゴカイの仲間が砂の中の汚れを栄養としてとった後に出したきれいなウンコの砂山で、ここでも沖縄のきれいな海づくりに一役買っていることを知りました。




沖縄のきれいな海は「ウンコ」でできている!ということのようで~す! 



短時間でいろんな生き物に出合い、「楽しかった!」「また来たい!」という思い出がいっぱいの観察会を無事に終えることができました。みなさん、お疲れさまでした。



海の中にも四季の変化があるということをお話しすると、二週間に一回の参加希望をされる方が出て、その熱心さにビックリ!



みなさんも続いて下さ~い。





 


# by nami-5963 | 2024-02-12 14:09 | 磯遊び | Comments(0)

1月20日の観察会

1月20日の観察会は今年最初の観察会で、インフルエンザの発熱キャンセルがあったり、小雨が降る予報も出ていましたが、




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結局大人ばかりの5名の参加者とスタッフの2名でスタートし、みんなで海の危険生物や海でのルールを確認して海に向かいました。




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最初に、階段を降りてすぐの岩の上にたくさんの巻貝のアマオブネがいてビックリ!しました。

 


護岸工事で砂地がなくなってしまい、絶滅したと思っていましたが、少しだけ残った砂地で生き永らえ、夜になって岩についた海藻類を食べに出てきたようで、とても嬉しい発見でした。




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冬の季節になったので、緑色の海藻の仲間も生えだしてきているようすが見られました。




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 周りにたくさん落ちている巻貝には全部ヤドカリがすみこんでいることが分かり、自然の豊かさにビックリ!




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岩場に30cm以上あるゴカイの仲間がいたり




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 イソアワモチがいて、カタツムリのような角の先に黒い目玉を持つ貝殻を脱いだ貝の仲間で、グミのような感触をみんなで確かめ、これらの生きものが食事をすることを通じて沖縄のきれいな海づくりに貢献していることを知りました。




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砂地にいる丸い形のイソギンチャクの群生や




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サンゴの赤ちゃんにも出会えました。




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 しばらく歩くと、夜だけにたくさんのナマコ類と出会うことができました。

右から順にクロナマコ、ニセクロナマコ、トゲクリイロナマコ、チズナマコと蛇のように長いオオイカリマナコの五種類に出会いました。 

それぞれに感触の違いや毒のあるなしがあり、白い内臓のキュビエ管を出して攻撃するものがいたりするものの、ナマコの仲間はみんな砂や泥から栄養を摂り、きれいな砂や泥のウンコをしてきれいな沖縄の海を作る役割を果たしていることを学習しました。




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 大きな体のタツナミガイのご夫婦にも出会い、名前の由来になっている体内に残る「立つ浪型」の貝殻を触ろうとすると怒って紫色の汁を大量に出され、




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二本の眼玉と七つの突起を持つきれいな巻貝のクモガイや



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毒針を持って狩りをする三角形をした大きなイモガイにも出会い、身近に危険生物がいるということを知りました。



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海草藻場に空いた1~2cmの巣穴にすむ赤いトゲアナエビを周りに生えたリュウキュウスガモの海草を使って「トゲアナエビ釣り」の遊びにチャレンジすると、




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エサの海草のリュウキュウスガモを両手のはさみで取りに来るトゲアナエビとのやり取りが面白く、




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「すごい力で引かれた!」「草をとられた!」「これは食べられますか?」とおとなのみなさんもとても熱心に楽しむことができました。



 

みんなが一斉に懐中電灯の明かりを消し、足元の海草藻場をかき回すとピカピカと青白く光る夜光虫とぼおっ~と長時間輝くウミホタルをみなさん初めて体験し、「あっ!光った!」「きれい~!」「こんなの見たのは初めて!」と興奮しながらとても楽しんでいました。 




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岸辺に戻ってくるとハコフグの仲間で黄色い体に蛍光ブルーの輪っか模様を持ち、頭とお尻に二本のトゲを持つコンゴウフグに出会い




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帰り道で海底にたくさん見られる「富士山のような砂山」はみんな海のミミズで釣り餌になるゴカイの仲間が砂の中の汚れを栄養として取った後に出したきれいな砂山で、ここでも沖縄のきれいな海づくりに一役買っていることを知りました。



沖縄のきれいな海は「ウンコ」でできている!ということで~す! 




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短時間でいろんな生き物に出合い、「楽しかった!」「また来たい!」という思い出がいっぱいの観察会を無事に終えることができました。




みなさん、お疲れさまでした。 








# by nami-5963 | 2024-01-22 14:39 | 磯遊び | Comments(0)