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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

崎原古墓群(さちばるこぼぐん)

浦添干潟のあるカーミージー(亀瀬)の海のようすを見に出かけました。
すると、今まで小高い丘だったところが、一面に土をはぎ取り発掘調査の最中でした。

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係の人に尋ねると、「今まで2~3基の墓は露出していたので存在は知られていましたが、ここに道路が作られることになって、本格的な発掘調査をすることになりました。」とのことでした。

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ここは、崎原古墓群(さちばるこぼぐん)と呼ばれ、約2813m2の面積に18基の亀甲墓(かめこうぼ)や破風墓(はふうぼ)が見つかったそうです。

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このあたりの丘全体が、「粟石(あわいし)」という柔らかなマチナト石灰岩でできているそうです。その岩盤を掘り下げ、墓の形に丁寧に削り込んで作られたもので、県内でも特別な作られ方をした珍しいものだそうです。(沖縄タイムスより)

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家の近所に突然現れた古墓群にビックリですが、ガジュマロの大木がじっと発掘のようすを見守っていました。

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海に行ってみるとテトラポットの上には、背中が青く胸が茶色のイソヒヨドリのオスが、羽を休めていました。
by nami-5963 | 2009-03-06 22:24 | 歴史・史跡・世界遺産 | Comments(0)