土星と夏の星座観察会
2009年 07月 11日
50人ほどの家族連れ、親子連れが集まり、とても盛り上がりました。
最初に講師の方から、今土星がどのように見えるか、の説明がありました。およそ30年で太陽の周りを回るため地球からの見え方が変化するそうです。
今年は一番輪が小さく、縦位置に見えるそうで、屋上の反射望遠鏡で自分の目で見て、みんな納得していました。
つぎに、夏の星座たちの説明がありました。
北の空にくっきりとひしゃくの形に見える北斗七星と北極星。これはみなさんよく見慣れているようでした。
南の空に見えるさそり座はとても大きく、くっきりと見られました。サソリの心臓に当たるアンタレスが赤く輝いてひときわ目を引きました。
真上の空に天の川が見られます。その両岸にこと座の織姫星(ベガ)とわし座の牽牛星(アルタイル)が輝き、七夕伝説のスライドも見せて頂きました。
そして、北十字と言われる白鳥座のデネブ(尻尾という意味だそうですよ!)とを結んでできる夏の大三角形は雄大で見ごたえがありました。
さらに、この7月22日の皆既日食の説明と注意点を聞き、
昇り始めた黄色っぽい月のクレーターも見せて頂きました(望遠鏡を接写したんですが・・・)。
10時過ぎまでみんな熱心に土星と夏の星座を観察し、家路につきました。