沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

沖国大ヘリ墜落5周年

宜野湾市の沖縄国際大学に米軍の大型輸送ヘリが墜落した事故から、13日で満5年になります。

その当時、私は兵庫の西宮にいましたが、事故の報道に接し、ビックリするとともに、やっぱり起こったか!という気持ちでした。その後も、本当に何にも変わっていないんですね?!不思議なことです。

13日の午後2時すぎから大学独自の抗議集会がありましたので、参加しました。

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たくさんの報道陣が、ヘリの墜落した傷痕の残る壁と焼けただれたアカギを残した「モニュウメント広場」に詰めかけていました。

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正面の校舎には当時の焼けただれた校舎壁面の写真を大きくプリントしたものが掲げられ、普段校舎の屋上に「NO FLY ZONE」とペイントしていたものを横断幕にし、会場正面に掲げてありました。猛暑の中、熱い思いで集まった参加者は200名を超えていました。

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今回の抗議集会を大学独自で持つことになった経緯を学長は、「事故が起きた時、二度とこんなことは起こさない!と日米の政治家は言ったが、5年たっても現状は変わらない。これは政治の貧困であることに間違いない。この非人間的な状態に対する抗議を大学らしい不偏不党の形で毅然としてやることにした。ヘリ墜落は本学の問題以上に沖縄の問題だ。大学の責務として危険が消えるまで、抗議を続けていき、普天間基地を使用するすべての航空機の即時飛行中止と普天間基地の早期閉鎖・返還を求める!」と力強く語りました。

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教授代表は、「事故後に米軍に何度も飛行差し止めを要請したが、形式的に対応しているとしか思えなかった。相手に響くにはどうしたらいいか、強力に抗議するのか、別のルートを探るのか、あるいは学問的に追求するのか、もんもんとして来た。ただ、ここまで言っても聞かないのはなぜか?ということは、学生の知的好奇心を刺激することになり、現在8つの普天間基地関係の講座を設け、大学としての本来の役割に徹している。」との素晴らしい発言もありました。

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事故当時、高校生としてこの事故を体験した学生代表は、「あの日のことは、恐怖で忘れられない。ヘリが不気味な音を立てて降下して行き、直後に轟音が響き、現場に駆け付けた。見慣れた沖国大が、黒い煙に包まれている光景を見、今までに感じたことのない恐怖に震えた。あの衝撃は忘れられない。その後も家の中にいても、プロペラの音で飛び起きることもあった。それでも、事故のことを話す機会も減り、周りの記憶が薄れていくように感じる。二度とあってはいけない事故だから忘れてはいけないし、身近な人に事故の事を伝えていきたい。」と力強く語ってくれました。

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そんな中でも、爆音を響かせ、大型輸送機の飛行訓練が繰り返されていました。

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最後に図書館長から、「今まで集めた資料や写真を図書館で『映像・写真展』として開催しているので是非見てほしい。この事故のことを周りに伝えていくのに役立ててほしい。」との訴えで、平和を願う集会を終わりました。

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写真展を見た後、基地に一番近い校舎から普天間基地の写真を撮って来ました。密集した住宅地とはかけ離れた広大な基地を真近に見て、あきれるばかりでした。

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帰りに、違った方向からの写真も撮ってみました。左から中央の右の青い建物までが普天間基地で、右端が沖国大です。どれだけ住宅地と蜜接しているかも実感してみて下さい。

平和で美しい沖縄に基地はいらない!
by nami-5963 | 2009-08-14 00:03 | 沖縄の不思議 | Comments(0)