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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

冬至祭

今年の冬至(トゥンジー)は12月22日ですが、浦添城(グスク)で冬至祭が20日の早朝にありました。

この浦添城では、察度王(1321~1395年)の時代から冬至祭がおこなわれてきたそうです。
冬至とは一年で一番昼の時間が短い日です。その頃は、太陽の光が一番弱まり、植物が委縮する時期であるため、古人(いにしえびと)は、農耕生活全体に危機が迫ると感じたそうです。そのため、中国では天(神)を祭る日として、正月元旦と同じように赤豆がゆを作る習わしがありました。太陽崇拝(日輪崇拝)の信仰・思想ですね。

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真っ暗な中、6時半からほら貝と読経でスタートしました。

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続いて、三線演奏と琉舞の奉納が厳かに行われました。

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寒気を切り裂くような棒術演技も見事でした。

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棒術演技が終わるとちょうど、「ご来光で~す!」の案内があり、神の島といわれる久高島の方角から太陽が昇り始めました。

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去年は雲がいっぱいで、ご来光どころではありませんでしたが、今年は大きな赤・オレンジ色の太陽が雲の間に望めました。とても幻想的でした。

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ここで、沖縄ならでの冬至雑炊(トゥンジージューシー)とお茶が振る舞われました。

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冬至の頃の沖縄の寒さをしのぎ、明日への活力源として冬至雑炊を作り、仏壇に供えてから家族で食べる習わしがあります。雑炊といっても水分の多いおじやではなく、豚肉・昆布・しいたけ・かまぼこ・ニンジンなどを混ぜた炊き込みご飯(クファジューシー)のことです。とてもおいしかったです!

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最後に、浦添の若き力を結集した創作ダンスを楽しませてもらいました。動きや表情がとても素敵で感動しました。

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さわやかな夜明けの眼下には、普天間の飛行場が大きく横たわっていました。
by nami-5963 | 2009-12-20 22:14 | 沖縄の不思議 | Comments(0)