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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

大人のための山がっこう③

宜野湾セミナーハウスの「大人のための山がっこう」に参加しました。
場所を本島最南端の喜屋武(きゃん)岬に移動し、海岸の植物観察をしました。

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ここは普段から海水を浴び、強風にさらされる厳しい環境ですが、しっかり植物が生活していました。
足元に見えるのが、コウライシバです。

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海岸に一番近いところにはイソフサギが岩にへばりつくように生育し、

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周りには白い花を咲かせるシロミルスベリヒユが見られました。これをつまんで食べると、歯ごたえのある塩味がし、いいおつまみになりそうでした。

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イシギク(モクビャクコウ)は、全体に灰白色の短い毛をつけ、海水対策を身につけていました。

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ナハエボシグサはマメ科特有の赤い花を咲かせていますし、

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ヒメクマヤナギはハート形の赤い実をつけていました。この実は完熟すると黒くなるそうです。

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黄色いマメ科特有の花を咲かすクソエンドウは、葉っぱをもむとその名の通りとても臭い匂いがしました。

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同じように臭気がするイボタクサギは、可憐な白い花の中に4本の赤く長いおしべを伸ばしているのがよく目立ちました。

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海岸にオレンジ色のつるを縦横に伸ばしているスナツルは、根も葉も持たない不思議な植物です。

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つるを他の植物にまきつけ、つるから根のようなものを出して栄養分を横取りして生きる寄生植物だそうです。

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葉は柔らかく縁に巻き、毛が生えていたりするのが、クサトベラです。トイレットペーパー代わりになっていたこともあるそうで、半円形の白い花には5枚の花びらをつけています。
葉の表面に白い筋があるのは、ハモグリバエの幼虫が葉の中に住み着き、葉肉を食べながら成長していった痕跡だそうです。このハモグリバエの幼虫に卵を産みつけるハチもいるとか・・・

自然界は驚くことばかりですね。

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帰り道でサザエの大きな貝殻がごそごそと動いていました。つまんでみると国の天然記念物の大きなムラサキオカヤドカリが上手に身を隠していました。

本当に厳しい自然環境のなかで、みんな必死で生きているんだということを痛感しました。
by nami-5963 | 2010-01-25 21:17 | 沖縄の不思議 | Comments(0)