フクギの実で木を育てる!
2010年 10月 20日
最初に、歴史民俗資料館の前にある天然記念物の立派なフクギ並木を見学しました。
このフクギ並木は100mほどあり、1600年頃にご先祖さまが植えられたそうです。
400年たった今も、毎年小ぶりなカキのような実を付け、その中からたくさんの種を残すのに、
ただのゴミになっているのがもったいない!その種で次の世代に残せるフクギを育てよう!と立ち上がったのが並河さんでした。
以前にマングローブ染め(09.2.19、参照)を教えて頂いて以来の再会でした。
フクギの成長はゆっくりだそうですが、最初に赤っぽい双葉を付けるそうです。
1年たつと10cmくらいになり、真っ直ぐ上下に幹と根を張るそうで、それが防風林に向いている強さだそうです。
3年たつと50cmほどに成長し、植樹祭などにも提供できるそうです。
30時間水につけ、住み着いた虫を窒息させながら、沈んだ種だけを選びます。
その種を、挿し木用の土(左):普通の園芸用の土(右)を2:1の割合で混ぜた土に埋めて発芽を待ちます。
また、暗い所で種を水分の多い新聞紙などにくるんでおくと発芽してくるものを利用する方法もあります。
どちらもチャレンジさせてもらい、お土産にさせてもらいました。
家に帰って、さっそくペットボトルなどを切って水耕栽培もしておきました。
今後、どうなっていくかが楽しみで~す!