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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

カンピザクラ(寒緋桜)

この間、歴史講座で今帰仁村に通うことが多くなり、街路樹や名護城、八重岳で桜を楽しむことができましたので、紹介したいと思います。

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私は寒さで花をつけだすというのでカンピザクラを使ってきましたが、

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新聞にはヒカンザクラ(緋寒桜)とあるのでどちらが正しいのか、辞書やインターネットで調べてみました。

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すると、旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもあり、

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ヒカンザクラと呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い、そうです。

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釣り鐘状の花が特徴で学名の種小名 campanulata は「カンパニュラの様な」と言う意味で、キキョウ科のカンパニュラ属の花が下向きに咲く所になぞられて名付けられたそうです。

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花の色は白っぽいピンクから濃い桃色まで様々の個体差があり、

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おおよそ1月から2月上旬にかけてが開花期となり、花の大きさは1.5~2.5cm程度で、樹高は5m程度だそうです。

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ソメイヨシノは暖かくなると開花し、桜前線は北上しますが、

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このカンピザクラは寒さで咲き始めるため、八重岳のような高い山や本島北部から咲き始め、

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桜前線は南下して行くのが面白いですね。
by nami-5963 | 2011-02-08 21:11 | 花・草木 | Comments(0)