梅雨時の花①
2011年 05月 23日
ヤンバル方面に出向くと、遠目に白っぽい花がいっぱい咲いています。
近寄ってみると白い五つの花弁の真ん中に黄色いおしべが多数ある、イジュの花でした。
この花粉には毒があるそうで、きれいな花なのに切り花に適さないのがもったいないですね。
雨のしずくをつけてしっとりと細長くオレンジ色の花をつけているのは、グラジオラスです。
ランに似た黄色い花を房状に垂らしてたくさん咲かせるゲットウ(月桃)も雨露によく似合います。
乳白色のつぼみの先がほんのりピンク色なのがとてもきれいですし、よい香りも楽しめるのが嬉しいですね。
花の赤色とがくの白色のコントラストが美しいのは、ゲンペイクサギで、
源氏の白旗と平家の赤旗に見立てて名づけられたそうで、西アフリカ原産のつる性植物だそうです。
赤いがくの先の黄色いのが花で、花の形が釣りに使う浮きに似ていることから、
ウキツリボクと名付けられたそうで、ブラジル南部原産の2mぐらいの木になるそうです。
遠目に樹が燃えているかのように見えたので、
そばに寄ってみると小さな赤っぽい花がたくさん固まって咲き乱れていました。
図鑑をみましたが、名前が分かりませ~ん!
そのそばに、キューバ原産のかわいいホコバテイキンザクラの赤い花がたくさん咲いていました。