久米島の自然巡り①
2011年 06月 14日
その久米島の豊かな自然をレポートしてみたいと思います。
那覇空港からRACのプロペラ機で30分足らずで到着しましたが、
途中空港のすぐ南の瀬長島のきれいなサンゴ礁の海や
懐かしい座間味村の「クジラの見える慶留間小学校」のグランドも見ることができました。
空港に着くと楽天のキャンプ地だけあって、楽天一色なのにビックリ!
島を走ってみると、街路樹や島のいたるところにリュウキュウマツがたくさん植えられていて、台風2号が直撃した割には、塩害の被害が少ないように感じました。
最初に訪れたのは、清水小学校裏の海岸でみられる縄文時代のサンゴ礁の三段になった浸食地形でした。
次は、銭田(ぜんだ)の金鉱跡を訪れました。
中にも入れましたが、水がたまっていて進めませんでした。
ここの金の品位は20g/1tonだったそうで、串木野の6.3g、佐渡金山の4.2gに比べて大きかった割に、埋蔵量が少なく廃坑になってしまったそうです。
この地層が見られるところにも行ってみると、白っぽい石英脈に金が含まれていたそうで、石英の結晶した水晶も見られました。
島尻海岸には、緑っぽい色の安山岩の六角柱状の節理がたくさん見られました。
そばには、礫岩ビーチロックが発達していました。
トクジム自然公園では、断層でできた100mもの断崖が続き、
鳥が口を開けたような「鳥の口」が見られ、
丘の上からの眺めは、青い海・青い空がいっぱいで最高でした。
トクジムにも貝を取り込んだ礫岩ビーチロックが発達していました。
その周りには、大津波で運ばれたとみられる安山岩がごろごろしており、
大きな六角柱状の節理まで見られました。
風葬の後として「島尻の石墓」も残っていました。
昼食に寄った食堂も、楽天の選手の色紙で一杯でした。