北中城の湧き水
2011年 07月 12日
「ぬちゆるやー」とは、命(いぬち)がたくさん寄ってくる(ゆる)家(やー)の意味だそうで、
犬から与那国馬、ニワトリなどがいっぱい飼われていました。
「ぬちゆるやー」でおきなわ環境塾を主宰し、一級建築士でもある後藤道雄さんに講演してもらいました。
後藤さんは湧き水を通して環境教育を実践し、こども達に湧き水の大切さと利用法を教える活動に力を入れ、
環境を壊さずに、環境に優しい家づくりに取り組んでいました。
荻道・大城地区にどうして湧き水が多いのかを地形的、地質学的に丁寧に教えてもらい、
こども達がその場所を巡るスタンプラリーを通じて湧き水の大切さを知るメニューがあることも知りました。
この湧き水をより豊かな物にする取り組み、
雨水や湧き水を貯水することにより都市型洪水を防ぎ、
地域の自然がさらに豊かになるような「曼荼羅の世界」を築く構想を話してもらいました。
湧き水を通してとてもいい勉強になりました。