人気ブログランキング |

沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

物外忌

8月13日は「沖縄学の父」と言われ、「おもろそうし」(神をたたえる古謡)の研究者の伊波普猷(いはふゆう)の命日で、

c0180460_11472851.jpg

浦添城内にある墓前で物外忌が行われました。

c0180460_710713.jpg

「物外」というのは、伊波普猷の雅号だそうですが、

c0180460_7103095.jpg

私は沖縄の歴史を学ぶ中で、彼が「浦添城が首里城以前の中山の拠点だった!」ということを明らかにした人!だということを知り、そのことに敬意を表して毎年参加するようにしています。

c0180460_711361.jpg

墓前祭では最初にお祈りをして線香をあげ、

c0180460_7112395.jpg

「祭文」が読み上げられ、

c0180460_7114114.jpg

「おもろ」研究会の方々が現存する5曲を謡読してくださいました。

c0180460_951340.jpg

c0180460_7122118.jpg

祭壇には、彼の大好物だったというサーターアンダギーも添えられ、

c0180460_96661.jpg

参加者には、お供え物を丁寧に袋に小分けしておすそ分け(これをウサンデーというそうです)し、

c0180460_96244.jpg

お茶まで配ってくださいました。

c0180460_964477.jpg

最後に、安仁屋眞昭さんが伊波普猷の人となりを説明し、親友にささげたおもろ「迎えほこら」を全員で朗読して物外忌を終えました。

c0180460_985211.jpg

伊波普猷は「沖縄戦の被害は軍国主義の犠牲」だと断じたそうですが、その後も沖縄が米軍統治下におかれ、たくさんの基地が作られ、現在も墓の上を毎日軍用機が飛び交い、

c0180460_1152279.jpg

昨日と今日、オスプレイの追加配備が行われました。

c0180460_994570.jpg

一日も早く、このお墓が本当に静寂で安らかな地になることを祈っています。
by nami-5963 | 2013-08-15 22:07 | 歴史・史跡・世界遺産 | Comments(0)