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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

伊江島の地質観察会

「おきなわ石の会」の伊江島の地質観察会に参加するため、本部港に向かうまでは大雨が降り続き、

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フェリーからは本部富士を中心とする本部町の円錐カルスト地形がシルエットでよく見え、

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伊江島に近づくにつれ、シンボルの伊江島の城山(グスクヤマ、タッチュー)も雄姿を見せてくれました。

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フェリー乗り場に集合した地質ファンは30人ほどで、

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マイクロバスに乗り込み、みなさんとあいさつを交わし、

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湧出(ワジー)海岸を見下ろす、

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湧出展望台に向かい、この地形が断層によってできたとの説明を受けました。

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下に見えるコンクリートの建物が湧き水のあるところで、そこから今も断崖絶壁をポンプで水をくみ上げ、黒いパイプを通して農業用水に活用しているようすがよくわかりました。

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バスで移動し、湧出展望台を下から見上げると60mの琉球石灰岩の断崖絶壁で、南部の地形に似ていると思いました。

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南部は、水を通しやすい琉球石灰岩と水を通しにくい島尻層群(クチャ)との間から湧き水がわいていますが、ここは琉球石灰岩の下に水を通しにくい赤色の層状チャートの基盤がんがあり、

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その間から湧出(ワジー)がわき、コンクリ―の建物の中にため、農業用水などに活用されています。

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さらに、琉球石灰岩の最下部には小石(レキ)のいっぱい集まった基底レキ層が発達していて、

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赤色の層状チャートと基底レキ層の堆積に時間差があったことが読み取れました。

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また、ゴヘズ洞穴に向かう畑では、

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読谷に次いで多いと言われるたくさんのマンガンノジュールが採集できました。

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マンガンノジュールは焼き物の褐色の釉薬に使われるそうです。

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昼食後雨もあがり、いよいよ古生代の二畳紀から中生代の白亜紀(2億4000万年前~6000万年前)の赤色の層状チャートを中心にできた城山(グスクヤマ、タッチュー)の登山となりました。

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急な階段に息を切らせながら登っていても赤色の層状チャートが見られ、

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もう倒れそうという時に頂上に到着し、

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360度の大パノラマを堪能し、

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大城会長から詳しい説明をしてもらいました。

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私としては、7月の伊是名島(2014.7.6、7.7、参照)で観察したチャートの奇岩の陸(アギ)キタラと海ギタラが「つまんでできたようなタッチュー」と連なった地層だったということが確認できてとてもスッキリ!

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帰りの船までの時間、ハイビスカス園で素晴らしいハイビスカスを見せてもらったり、

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なぜかゾウガメをたくさん飼育しているところを見せてもらい、

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一日がかりの「おきなわ石の会」の伊江島の地質観察会を無事終えることができました。

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たくさんの方にお世話になり、ありがとうございました。
by nami-5963 | 2014-11-09 22:45 | 沖縄の不思議 | Comments(0)