観察会の中止と磯散歩
2016年 03月 27日
こども達に見せてあげようと用意していたミニ水族館(2016.3.22、参照)の貝たちを海に戻すためにゆみさんを誘って磯散歩に出かけました。
それに、観察会があるものと思ってカーミージーに駆け付けてくれた遊び隊のAさんもいっしょの磯散歩となりました。
最初に岸辺の岩に恋の季節を迎えたタツナミガイの卵が産み付けられているだろうと探すと、一か所に「ウミソーメン」を発見し嬉しくなりました。
次に、海草藻場にクモガイを放流し、
ヒメシャコガイが元気にしていることを確認し、
小さくてかわいい緑色のシャコの赤ちゃんを観察し、
ウミブドウの仲間のセンナリヅタを見つけることができました。
外洋の砂地にティラジャー(マガキガイ)を放流すると、
外洋に打ち付ける荒波の高さが、ゆみさんよりはるかに高くてビックリ!
帰り道で1cmほどのウミウシを見つけて写真を撮り出すと、
ウミウシではなく初めて見るピンク色の体に紫色の縁取りの毒を持つというヒラムシだということが分かり、
海藻の上を軽やかに移動するのを追っていると
もう一匹いるのを見つけてビックリ!どうやらご夫婦のようでした。
海草藻場ではモズクがいつもより早くたくさん生育しているのをAさんといっしょに摘んでお土産にし、ゆみさんはその場で水洗いして口に入れていました。
次の観察会は4月10日(日)14時~16時ですので、みなさんふるってご参加下さ~い。