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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

総会とアワ石

琉球大学の理学部で「おきなわ石の会」の総会と講演会があり、ゆみさんと出かけました。

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60人ほどが参加した総会の協議はスムーズに進み、

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活動計画や人事も決まり、一年遅れの10周年記念誌も今年は発行できそうだということもわかってよかったです。

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琉大の藤田教授の「アワ石石灰岩はいつどのようにしてできたか?」の講演では、

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「アワ石石灰岩」とは大阪の銘菓の「あわおこし」に似ていることからつけられた名前で「淘汰の良い砕屑性石灰岩」、「有孔虫石灰岩」、「砂質石灰岩」ともよばれていて、

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前回の港川石灰岩(2016.3.14、参照)のようすにも触れ、

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今までは12~13万年前の現在より数メートル水位の高かった温暖な時期に礁池(イノー)や砂丘で堆積したと考えられていましたが、

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アワ石石灰岩の中に含まれる有孔虫化石の研究で水深20m程度の外洋に面した穏やかな斜面の砂底で堆積したことがわかり、

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アワ石石灰岩の中に陸化した証拠の古土壌の層がいくつか挟まれていることから12~8万年前に海水面が数十メートル規模で何度か上下変動したことも明らかになってきたと最近の研究成果を紹介して下さいました。

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休憩時間には大阪の銘菓の「あわおこし」が提供されたのを私は懐かしくておいしくよばれ、ゆみさんは「嫌いだ!」と言って口にしませんでしたが、「アワ石」と「有孔虫」の言葉は総会の2時間半の中で覚えたようでした。

じいちゃんのお付き合いありがとう!
by nami-5963 | 2016-05-15 11:36 | 沖縄の不思議 | Comments(0)