7月17日の観察会
2016年 07月 18日
いつものようにみんなが集まるまでに危険な生き物について学習し、
諸注意を聞いてから海に繰り出しました。
岸辺の岩場には、カニやエビの仲間や二枚貝がすんでいて、沖縄のきれいな海を作ってくれていると知らされ、ビックリ!
海では海藻の仲間のカイメンソウに触れてみたり、チヌマタを口に入れてみたりウスユキウチワの存在を学び、
クロナマコやニセクロナマコに触れてみて感触の違いを確かめ、
2mほどのオオイカリナマコはイカリ状の骨片のチクチクした感触があり、
8本の触手を出して海底の泥や砂の栄養を取り込みながら生活し、
クリイロナマコは堅い感触があるもののみんな海の掃除屋さんで、砂や泥の中の栄養を取ってきれいなウンコを出すことを知りました。
岩を起こすと赤い目をしたケブカガニが現れ、
説明していると小さいながらメスで黒い卵を一杯抱いているのにビックリ!
そばにタマガイの仲間の卵塊の砂茶わんも転がっていたり、
ヒラメのかわいい幼魚、
ヨウジウオの赤ちゃん、
どんな穴にもすぐに潜り込んで逃げるのが上手なクリミミズアナゴの幼魚(左)と貝を閉じるときの勢いでパフパフと上手動き回るミノガイ(右)も姿を見せてくれました。
海草藻場では7本の角が生えたクモガイや
毒針を出して小魚を食べる大きなイモガイにも出会え、
みんなでここカーミージーの海でしかできないトゲアナエビ釣りを楽しみました。
最後に、大きなブロックのそばで海水浴も楽しみ、表面についているオハグロガキ、フジツボ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて、潮が満ちるとエサを取り、海をきれいにしてくれていることを知り、観察会を無事に終えることができました。
みなさん暑い中お疲れ様でした。