8月20日の観察会
2016年 08月 20日
スタッフ4人で実施することになりました。
岸辺の岩に開いた穴がカニと二枚貝の住み家で、海をきれいにしてくれていることを学び、
前もって見つけていた枯葉に擬態した4mm~1cmほどのヘコアユの幼魚をザルに採っていたのを見てもらいましたが、
今日は11匹に増えていて「これが魚なの!」とみなさんビックリ!
海草藻場では、海藻の仲間でスポンジのようなカイメンソウが酸素を作っていることを知り、
ナマコの仲間のクロナマコや、
白いキュビエ管を出して嫌がらせ攻撃をするニセクロナマコ、
白いイカリ状の骨片を持つオオイカリナマコはみんな海の掃除屋さんですが、感触の違いを確かめました。
今日は珍しいハート型の貝のリュウキュウアオイや
ザルに似たリュウキュウザルガイ、
7本の角とかわいい2本の目を持ったクモガイ、
きれいな模様のタカガイの仲間のホシキヌタ、
大きく育ったヒメシャコガイなどに出合いました。
トゲアナエビ釣りを楽しんだ後、
大きなブロックに着いたフジツボやカサガイ、オハグロガキ、オニヒザラガイたちは潮が満ちた時に盛んに食事をして、みんなが沖縄のきれいな海をつくることに貢献していることを学ぶことができました。
カニのソデカラッパがヤドカリを襲って食べるときに使う砂もぐりの名人技を何度も見て感心し、
1cmほどの小さな透明な体のテナガエビを見つけ、
今まであまり見かけることのなかったハゼもいて感動一杯の観察会となりました。