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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

2月27日の真夜中の観察会

2月27日の真夜中の観察会には、学習院大学の教育学科のゼミの学生さん10名、引率の先生2名、スタッフ5名が集まりました。

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元気な大学生を案内するのは初めてのことでしたが、危険生物の説明にも反応が大きく、昨日のような雨の心配もなくとても楽しめそうでした。

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海岸にでると、まず目につくのが、岩場にたくさん群れ集まっている巻貝のゴマフニナで、潮が引くと乾燥を防ぐために群れ集まるが、潮が満ちているとそれぞれがバラバラになって岩の表面に着いた海藻類の食事をすることを紹介するとビックリしていました。

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岩場に開いたたくさんの穴はカニや二枚貝の住み家で、カニや二枚貝はきれいな沖縄の海をつくる一員だということを説明するとみなさん感心し、

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沖縄ではよく食べている貝殻を脱いだ貝の仲間のイソアワモチがたくさん出て来て、触った感触がぬるぬるするのでにぎやかな歓声が起こっていました。

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海に入れば、冬になると海藻が一面に生き生きと成長しだしているのを観察し、

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クロナマコを触って硬くなったり、自分を食べにくるものに嫌がらせ攻撃で紫色の汁を出すのを楽しみ、

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同じようにニセクロナマコを触っているとなんにでもよくくっつく内臓の白いキュビエ管を出してくるので大騒ぎしました。

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また、波型の貝殻を体内に持ったタツナミガイ、

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大きなコモンヤドカリ、

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毒針を持つビッグなイモガイ、

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蛇のように長くてチクチクするイカリ状の小骨を持つオオイカリナマコ、

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刺激を与えると花びらのような体をすばやくひっこめるケヤリムシなどに出合い、積極的に感触も楽しんで、歓声を上げていました。

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今までカクレクマノミが棲んでいたのに最近お留守のイソギンチャクを訪ねると、

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二種類のイソギンチャクエビとイソギンチャクモエビが住みついているのを交代で観察し、

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1~2cmの穴に棲む赤いトゲアナエビを海草のリュウキュウスガモで釣り上げるゲームにも「引きが強い!」「草を取られた!」ととても楽しそうにチャレンジしていました。

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食べると毒のきついスベスベマンジュウガニが二匹現われ、みんながスベスベした甲羅をなぜてみたり、

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私も初めて見るメスが赤い卵を抱えているのを興味深く観察していました。

ライトを消して足元の海藻をかき混ぜると、ピカ!ピカ!と青白く輝く夜光虫にも感動し、見上げた夜空のひしゃくの形の北斗七星と北極星が輝いているのも楽しめ、

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大きなブロックに着いたフジツボやカキ、カサガイ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて潮が満ちると食事をして、その結果沖縄のきれいな海作りに貢献していることを紹介し、

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みんなで記念撮影をし、岸に戻りました。

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帰り道でも大きなイモガイに出合い、「これはやばい奴だ!」と学習効果を発揮していましたし、いろんなものにたくさん触れて楽しい歓声を上げ、とても刺激になった観察会を無事終えることができました。

みなさん、いい先生になって下さいね。お疲れさまでした。
by nami-5963 | 2017-02-27 13:33 | 磯遊び | Comments(0)