伊祖大綱引き
2017年 11月 26日
今年も「伊祖大綱引き」の季節がやって来たようで、ポストに案内チラシが入っていました。
去年のようすが写真で紹介されていて、よく見ると「ばあちゃん」が写っているのを発見し、下校後のゆみさんと「ばあちゃん、どこだ?」のゲームをしていると、「ここにじいちゃんも写ってる!」と新しい発見をしたりして、楽しく盛り上がることができました。
当日の天気予報は雨!でしたが、三人で出かけると、途中で「ニンニクカズラ」のきれいな薄紫の花を見つけたゆみさんが、においをかいで「くっさぁ~~!」と叫んでいました。
会場に着き、しばらくすると綱引き実行委員長や自治会長さんのあいさつがあり、伊祖グスクで採火した聖火がともされ、いよいよ英祖王の入場となり、豊作の報告と豊作への感謝の儀式がありました。
その後は空手の演武、
伊祖旗頭の入場があり、
長寿クラブの演舞が始まるころから雨がぱらつき始めました。
東西の大綱の入場時には雨脚もどんどん強くなり出し、
東西の支度(したく)のにらみ合いは降りしきる雨の中で行われました。
東西の大綱がカヌチ棒でしっかり固定されて綱引きの準備がOK!となり、
実行委員長の赤旗を振り下ろすのを合図に綱引きが開始されました。
今までは東西が一勝一敗なだけに力のこもった大綱引きとなりましたが、
徐々に西(イリ)が優勢になり、
最後は浦添商業高校の野球部員の応援を受けた西が降りしきる雨の中の勝利を収め、大喜びしていました。
雨が強くなる一方なので、お守りの綱ももらわずに急いで帰路につきました。