凧作り教室
2017年 12月 03日
中央公民館祭りがあり、
その中で凧作り教室を担当することになりました。
担当の職員さんがとても熱心で何度も打ち合わせをして材料の準備もして下さり、わたしは本番に足を運ぶだけでした。
最初に凧(たこ、タコ)についての歴史的なお話を少ししました。
凧は江戸凧(えどだこ)!と言われるように江戸時代の武家社会において長男の誕生祝に立身出世や勇ましくたくましい金太郎や義経などのように育つことを願ってあげられたこと、
江戸時代以前は大阪(坂)で「イカのぼり」として楽しまれていた遊びを江戸っ子は大坂がイカなら江戸はタコだ!と対抗心を燃やしたこと、
武家社会では身分の低い下働きを強いられていた奴(やっこ)さんが武家屋敷を見下す「奴凧(やっこだこ)」を揚げて虐げられた町民たちが日頃のうっ憤を晴らしていた!ことを話すとお父さんやお爺さんから「タコにこんな面白い歴史があるなんて知らなかた!」「授業でこんな歴史が学べたら勉強好きになっていたかも!」という感想が出されていました。
一時間ずつの2班体制で各定員10名でしたが、おじいちゃんやお父さんお母さんもいっしょでどちらも満員御礼の盛況でした。
とても楽しい凧作りと凧揚げになりましたので、みなさんもチャレンジしてみて下さ~い。