沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

カーミージーの湧き水

カーミージーにもたくさんの湧き水のわく場所があることをAさんといっしょに調べてきましたが、



c0180460_00090586.jpg

湧き水funクラブの4月の定例会でそれらを案内することになりました。



c0180460_00085827.jpg

湧き水funクラブのメンバーだけでなく、琉大の水環境プロジェクト2017.6.12、参照)の安本先生のチームのメンバーもたくさんの調査道具を持ち込んで参加してくれました。



c0180460_00091414.jpg

カーミージーの岩場の方に出て、このあたり一帯は12万年前に堆積した琉球石灰岩の中の牧港石灰岩(粟石、あわいし)でできており、柔らかいのでノッチや甌穴(おうけつ、ポットホール)という自然の浸食地形ができ、大正から昭和の初期にかけて石材を切り出した石切り場跡があることを紹介しました。



c0180460_00092882.jpg


また、粟石が小さな穴がたくさん開いた多孔質なため雨水がしみこみやすく、湧き水が至る所に湧いていることを説明すると、

c0180460_00093532.jpg

早速、精密測定器で、水温、塩分濃度などを測ってくれ、私たちが「他より冷たくて、冬が旬の海藻がまだよく茂っている!」という湧き水があるという状況証拠を客観的に裏付けて下さいました。


c0180460_00161658.jpg

反対側の岩場に回っても同じことが確認できましたが、折角なので、岩に着いたフジツボ、オハグロガキ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて、潮が満ちると食事に専念し、きれいな海を作ってくれていることも紹介し、岩を起こすとアメフラシの卵塊のウミソーメンがたくさん産みつけられていてビックリ!


c0180460_00293350.jpg
カーミージーで一番危険なところに着き、岩に着いたたくさんの二枚貝のヘリトリアオリガイや岩の中にすんでいるたくさんの二枚貝たちが沖縄のきれいな海を作っていることにも触れました。




c0180460_00323949.jpg

新しくできた道路の土台部分に湧く湧き水も以前は塩分濃度の薄いところにすむ海藻のコアマモの群落を形成していたが、



c0180460_00325982.jpg

工事で全滅してしまったことも説明しました。



c0180460_00395115.jpg

その海に今はイシヨウジのファミリーが7匹も仲良く集団生活をしていることにも触れ、あと、キャンプキンザーの方には、石切り場と湧き水によってできた浸食溝がたくさんあることを紹介して湧き水案内を終了しました。



c0180460_00404677.jpg

私たちは明日の観察会の下見を継続しましたが、みんなが期待するモズクはさっぱり見当足らずで残念でした。


海藻の陰に仲良しのハリセンボンのご夫婦がひっそりと暮らしていたり、



c0180460_00421410.jpg

初夏が旬の「モンブラン」のウンコの山を築くタマシキゴカイの青いどろどろとした卵塊(卵のう)が砂地の海底にいっぱい姿を現しているのにビックリ!!



c0180460_00415675.jpg

明日の観察会が楽しみで~す。











by nami-5963 | 2018-04-16 22:07 | 磯遊び | Comments(0)