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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

白化イソギンチャクの発見と移殖活動

毎日、日課の海の散策を楽しんでいます。



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今日は先日来、岸辺近くにいたヘコアユの幼魚の群れを探したのですが、見当たりませんでした。




その代わりきれいに真っ白に白化した直径10cmほどのハタゴイソギンチャクを見つけました。



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どうやらイノーの中でも水深の浅いタイドプールで水温が高くなり、褐虫藻が逃げ出し見事に白化してしまい、弱って岩から離れてしまいここまで流されてきたようです。




もう潮が満ちてくる時間になるので、そのままにして翌日環境のいい外洋に近いところに移殖しに出かけました。



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移殖する場所を決め、周りの岩の表面をきれいに清掃し、イソギンチャクが取り付きやすいようにしましたが、イソギンチャクの方が弱っていて何本かのサンゴ片を抱えるほどしか力がありませんでした。



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そこでイソギンチャクが潮が満ちてきても流されることのないように持ち合わせの白いザルで囲い、白いザルが動かないように周りを大きな岩でおさえ、太陽光線が届くようにして満潮時間が迫ってくるためその場を去りました。




翌日は、「何とか白化したイソギンチャクが岩に定着していてくれ!」と祈る思いで、岩と白いざるを取り除きました。



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すると、祈りが通じたのか、白化して弱っていたイソギンチャクが何とか自力で岩に定着してくれていました。




すばらしいことで、移植大成功!!




ご褒美に釣り餌の「アミエビ」を与えましたが、動きません。



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しばらく観察しているとエサと認識しだして「アミエビ」を口の方に運び出したので、続けて一匹二匹と与えると、合計5匹の「アミエビ」を口に運んでいました。



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それを見届けて、今度は光のよく通る金網のザルをかぶせ、イソギンチャクが流されないように再度岩で回りを固定して他のカーミージーの海の散策に出かけました。




これで沖国大生のKさんに新しい観察対象が提供できそうでよかったで~す。





by nami-5963 | 2018-07-26 16:47 | 磯遊び | Comments(0)