9月10日の沖国大生卒論支援(11回目)は大雨洪水警報が出るほどの大雨で、雷も伴っていたので中止とし、9月12日に実施しました。
9月12日は見違えるほどの好天に恵まれ、イソギンチャク調査に出かけました。
イソギンチャクGの三匹のカクレクマノミはとても元気にしており、前回確認できた卵は無事に孵化していました。
エビをよく調べているとちょうど産んだばかりのオレンジ色の卵を発見!これで三回連続の産卵が確認できたことになります。
赤ちゃんたちが無事に他のイソギンチャクにたどり着くことを祈るばかりで~す。
イソギンチャクEは相変わらずの独り者のカクレクマノミがすぐに出迎えてくれましたが、共生していたエビの姿が見られませんでした。
イソギンチャクFは大きく立派なイソギンチャクエビのご夫婦が健在で、
緑色の卵をしっかり抱いていました。
イソギンチャクDには嬉しいことに生まれたばかりの5~6mmのかわいいカクレクマノミが住みついてくれていましたし、共生しているカニたちも元気にしていました。
イソギンチャクB2は先日自力で移動していました(2018.9.7、参照)が、その後どこかに流されてしまったのか?ずいぶん探し回りましたが残念ながら見つかりませんでした。
気を取り直してイソギンチャクCを訪れると、今までいたイソギンチャクエビの姿はなく、新しくクリーム色の1cmのエビが住み込んでいました。
また、イッカクガニのご夫婦が住みつき、メスが緑色の卵を抱えていてびっくりしました。
イソギンチャクAはすぐ見つかるものとして捜しましたが、いくら捜せども見つかりませんでした。
ここはどうやら盗難にあったようで残念でなりません。
今回2個のイソギンチャクが盗難や行方不明で落胆してイソギンチャク調査を終えました。
お疲れさまでした。