10月7日の観察会は参加者31名とスタッフ4名が早くから集合し、
貝のコマ回しや笛遊びを楽しむことができ、
危険生物の勉強もとても熱心でした。
岸辺の岩に糸でへばりついて台風の嵐に堪えた二枚貝のヘリトリアオリガイがいることや一つ穴にはカニが住み、二つ穴には二枚貝が住みついていることを紹介しているとグミのような弾力の貝殻を脱いだ貝のイソアワモチが姿を見せ、みなさんエサを摂る食事を通じて沖縄のきれいな海を作っていることを学びました。
海に浸かってひろう巻貝にはみんなヤドカリが住みついていてビックリ!
左からクロナマコ、ニセクロナマコ、トゲクリイロナマコの
それぞれにふれて違いを確かめ
オオイカリナマコの食事のようすを観察していると
ハリセンボンが見つかり大興奮!
貝の卵塊の砂茶わん、
二つの目を持ち七つの突起のあるクモガイ、
よく見かける楕円形のナガウニ、
唯一食べられるという珍しいシラヒゲウニ、
毒針を持つイモガイに出合い、
砂潜りの名人技でヤドカリを襲うソデカラッパをみんなで観察しました。
1~2cmの穴にすむ赤いトゲアナエビを海草のリュウキュウスガモで釣り上げようとするゲーム(釣り上げようとしても釣り上げることはできません!)を
みなさん夢中になって楽しんでいました。
最後に、大きなブロックについたフジツボやオハグロガキ、カサガイ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて潮が満ちたときだけ食事をしてきれいな海をつくってくれていることを紹介しているそばでは子供たちが海水浴を楽しんで観察会を無事に終えることができました。
みなさんお疲れさまでした。