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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

沖国大の卒論発表会

いよいよ沖国大のKさんの卒論発表会の日がやってきました。



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卒論発表会と言っても8月の中間発表(2018.8.1、参照)の時のような山川ゼミ内の一人一人の発表と質疑応答はなく、学内のたくさんのゼミのそれぞれが壁新聞型に紙上発表し、来訪者の要請に沿って説明するスタイルのようで、会場のホールいっぱいに人があふれかえっていました。



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Kさんの卒論発表の場所を探し回っているとちょうど、指導教官の山川先生といっしょにいるところに出合いました。



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そのあと一年間の調査で分かったことを丁寧に説明してくれるKさんの説明によると、



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イソギンチャクの成長は水温が高いと鈍くなり、水温が低いほど成長していることや海草藻場や砂地や岩場という環境の違いによって共生する生物に違いが見られたこと、



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また、共生する生物によってイソギンチャクへの依存度の違いも見られ、季節によって共生生物数が変化すること、



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今年は台風が多かったためサンゴやイソギンチャクの大きな白化現象は見られなかったが、白化現象が進む度合いは水温が高く、水深が浅く、固体の大きさが小さいものほど高くなる傾向があることが分かったこと、



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カクレクマノミの4回の産卵に出合って、生みたての卵は黄色からオレンジ色で孵化が近づくと黒ずみ、孵化までは1~2週間かかったことなどが分かったということでした。



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Kさんには、この一年間根気強く調査活動に専念してきたことに敬意を表し、その労をねぎらいたいと思うとともに、私たちカーミージーの海で遊び隊が新たな活動分野を持てたことを誇りに思いました。

本当にご苦労様でした。



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いっしょに調査活動に参加してくれたお友達の「泡瀬のカンギク調査」の説明もしてもらい、



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カンギクの成長の過程で岩の隙間に隠れやすいように貝殻の形を変化させることにはビックリ!したりと収穫の多い卒論発表会でした。





by nami-5963 | 2019-01-27 08:00 | 磯遊び | Comments(0)