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沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963

カテゴリ:ダイビング・クジラ・水中写真( 100 )

ウミウシ④

これまでウミウシ(海牛)をたくさん見てきましたが、二本の触覚が牛の角のように見えるところから付いた名前だそうで、まさに、「海にすむ牛!」ですね。

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色鮮やかなシンデレラの衣裳のようなシンデレラウミウシ。

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体が半透明で、体表の大小の突起の先がオレンジ色のコンペイトウウミウシ。

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体が半透明で、体表に黄色い筋がはいっているキスジカンテンウミウシ。

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白点が霜のようで、黒い模様が亀?のようなシモフリカメサンウミウシ。この写真の個体は黒い模様が一部途切れています。

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細長い体に黒~褐色の筋がたくさん入っているクロスジリュウグウウミウシ。

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体が半透明で、内臓が透けて見えるキヌハダウミウシ。

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背中の模様が編目状で、移動の際には体を上下に打ち振るキカモヨウウミウシ。

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純白の衣裳に白いボンボンを付けたシロボンボンウミウシが、仲良く散歩中。

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死んだサンゴのかけらに産み付けられたウミウシの卵塊。

年明けからウミウシ図鑑のようになってしまいましたが、今回で最後にしたいと思います。珍しいものに出会ったら、すぐにレポートしたいと思いま~す。
by nami-5963 | 2009-01-06 00:48 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

ウミウシ③

曇り空が続いたお正月でしたが、4日の早朝には久しぶりに、きれいな朝焼けが見られました。
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さて、ウミウシは貝殻を脱いだ貝と最初に紹介しましたが、まだ小さな貝殻を体に残している発達途上?のウミウシもいるんですよ。

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これが、体の真ん中にきれいな小さな貝殻をつけている、ちょっと珍しいコンシボリガイです。

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大型で動きが速く、他のウミウシを丸呑みするイシガキリュウグウウミウシのペアー。

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わが身が危険になると自分の体の一部をちぎり、敵に与えて逃げるチギレフシエラガイ。

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蓑をまとい、鎖がつながったようなクサリミノウミウシ。

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山の稜線に雪が積もったようなユキヤマウミウシ。

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キイロイボウミウシにちょっと似のボンジイボウミウシ。

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小さいが、綺麗な紫色の体色で存在をアピールするムラサキウミコチョウ。

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背中の黒筋が3~5本入り、体のふちがオレンジ色のコールマンウミウシ。もうすぐ交接しそうですね。

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交接後、サンゴのかけらに産み付けられたオレンジっぽい黄色の卵塊。
by nami-5963 | 2009-01-05 20:14 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

ウミウシ②

お正月の三が日は毎年、首里城公園で「新春の宴」が催されます。

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琉球舞踊、伝統音楽の演奏、棒術などが披露されますので、孫を連れて出かけてみました。

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孫は三線や太鼓の演奏に合わせ、上手にお尻を振ってリズムを取り、とても楽しんでいました。

さて、ウミウシは雌雄同体なので自分ひとりの体で受精し、卵を産むことは可能ですが、遺伝子が濃くなってしまうことをよく知っていて、必ず他の個体と交接し産卵します。

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二匹のゾウゲイロウミウシが、岩にさかさまになって交接中です。

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この赤いリボン状のものは、ミカドウミウシの卵塊です。卵への酸素供給の効率がよいように、いつも潮の流れの急な所にちゃんと産みつけています。

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よく見かけますが、カラーバリエーションの多いキイロイボウミウシ。

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三匹で交接中だったメレンゲウミウシ。

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夜空に星が輝くようなヨゾライロウミウシ。

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黄色そのもの、その名もレモンウミウシ。

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黒地に蛍光ブルーのラインが光るケリドヌラ・ワリアンヌ。

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ちょっと地味な色合いだが、大きめなモンジャウミウシ。
by nami-5963 | 2009-01-04 00:04 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

ウミウシ①

正月三が日はどんより曇り、寒さの厳しい日が続きましたが、時々雲の隙間から射す光がとても神々しく新鮮に見えました。
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丑年にちなんで、今までに出会ったウミウシをいろいろと紹介してみましょう。ウミウシは貝殻を脱いだ貝ですが、その派手な色彩で「毒を持っているぞ!」「食べたら怖いぞ!」とアピールしているといわれています。

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まずは、オレンジの蛍光色が鮮やかなアカフチリュウグウウミウシのお見合いシーン!

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地味な体色だが、青いラインが目立つミドリリュウグウウミウシ。

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活動的に動き回るシラナミイロウミウシ。

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お見合い中のタテヒダイボウミウシ。

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ミゾレウミウミウシと宇宙人的な顔?に見えるホヤ。
by nami-5963 | 2009-01-03 10:18 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(4)

ドラマ・生きる!

年末に沖縄本島の本部町にある、めっぽう北風に強いポイント「ゴリラチョップ」に二日間で4本潜って来ました。

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ビーチエントリーなので、還暦を迎えようとする私には、足腰に来て辛いこともありましたが、とてもたくさんのいい写真を撮ることができました。そこで出会った、生命の本質に迫る出来事を紹介したいと思います。
まず、毎日の食事は、魚も私たちも生き続けていこうとする限り、栄養摂取という観点からは欠かすことができません!ところが、魚にはスーパーもコンビニもありませんので、自然と傍にいる小さな弱いヤカラを食べざるを得ません。弱肉強食と言われる世界です。

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今日は、ツチホゼリがツノダシをくわえていました。最初、遠目で見た時には、ハンマーヘッドか?と思いました?!

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ツチホゼリにとっては口より大きい獲物でしたが、何度もくわえ直し、ついには飲み込んでしまいました。

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「これで明日も生き延びられる!」の瞬間に出会いました(画質が悪く、ピントも甘いことはお許し下さい)。魚にとっては、毎日生き延びることそのものが、大変なことなのです!

さらに、自分個人が生き延びると共に、子孫を増やしていく活動がとても重要です。私の永遠のテーマである「夫婦愛!」の世界です。

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ムチヤギに住むガラスハゼのご夫婦。二人仲良く過ごし、
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ムチヤギの一部にちゃんと愛の結晶の卵を産みつけ、世話をして卵を守っています(上)。これで子孫繁栄まちがいなし!2cmほどのガラスハゼが、けなげに生きつつ、新しい命を確実に繋げていました。地球上の38億年の生命誕生の歴史ドラマを見る思いで、感動しました。

最後に、二匹のウミウシが交接しながら、産卵しているシーンにも出会いました。

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大阪人なら、「どっちかに集中しなはれ!」と突っ込みを入れたくなるところでしたが、優しく見守り、写真だけはしっかり撮って来ました!生きながら子孫を残す!という素晴らしいドラマや生き様が見られ、とても楽しかったで~す!
by nami-5963 | 2009-01-02 01:43 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

潜りおさめ!

今年もあとわずかで終わりとなると、どうしても潜りたくなって来て、有名な「ゴリラチョップ」に出かけました。

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魚より人が多いくらいでしたが、うねりもなく、透明度もよく、寒くもなくと快適なダイビングでこの一年を締めくくることができました。「潜る楽しみ!潜れる幸せ!!」に感謝の気持ちで一杯で~す!
たくさんの珍しい生物に出会え、写真を撮ることが出来ましたが、ここはやはり私の永遠のテーマの「夫婦愛!」に絞って締めくくりたいと思います。

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ヨメヒメジのペアーは仲良くお食事中!

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マダライロウミウシは年越しの求愛中?!

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ハマクマノミのペアーも仲良く新年を迎えようとしています!

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愛の結晶のかわいいベイビー・ミナミハコフグのとっても小さな赤ちゃんが、心を和ませてくれました。写真をアップしてから気づいたんですが、この赤ちゃんの黒点の中は、白かったんですよ。新発見!

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最後に、どんなことがあってもこの笑いボヤのような笑顔で来年も元気で過ごせることを祈りあいたいと思います。

みなさん、今年も大変お世話になりました。お元気でよいお年をお迎え下さい!
by nami-5963 | 2008-12-31 01:11 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

おかえりなさい!

12月24日に慶良間海域で今年初のザトウクジラが目撃され、素敵なクリスマスプレゼントになりましたね。北極海からはるばるの長旅、お疲れ様!おかえりなさ~い!!27日の新聞にも大きく報道されていました。いよいよクジラシーズンの到来ですね。これからが楽しみで~す!

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そう言えば、座間味島に渡る高速船のタラップ(上)やフェリーの船体(下)にもクジラが描かれていましたね。
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今までにゲットしたザトウクジラのブリーチ(上)とテイルスラップ(下)のアクションを紹介します。
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by nami-5963 | 2008-12-29 00:04 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)

夜の怪人たち?!

夜の水中は、昼とは違った神秘的で不思議な世界に変身するんです。その一端を紹介してみましょう。

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左の写真はヤリカタギというチョウチョウウオの仲間。体の後ろの方が角ばったかんじになっていて、昼間はサンゴのポリプを食べて生活しています。だからオニヒトデにサンゴがやられると、姿が見えなくなってしまいます。


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右の写真は夜のヤリカタギ。ちゃんとパジャマに着替えたように変身しています。多くの魚は夜には目立たないような地味でくすんだ色や赤っぽい色に変化し、夜行性の魚に襲われないようにしているんです。素晴らしい知恵ですね!


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おまけ!
左はヤリカタギの幼魚。サンゴの枝の間でよく動き回り、大きな魚から身を守っています。赤ちゃんって、どこの世界でも本当にかわいいですね!我が家の孫も昨日満一歳になりました。





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夜は大物に出会うことが多いんですよ。これは30cmもあるウミウシの仲間、ゼニガタフシエラガイです。この大きさに、なんじゃこりゃ~!と水中で思わず叫んでしまいました。昼間にはこの16年間出会ったことはありません!不思議ですね?!


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一番驚いたのはこのオオカイカムリというカニの仲間。40cmほどの体の背中にカイメンをたくさん背負い、カモフラージュしているのですが、動き出した時には本当にお化けに見えました。昼間はカイメンだけを見せてじっと身を守っているんでしょうね。水中の世界はもう、びっくりすることばかりで~す。
by nami-5963 | 2008-12-09 04:53 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(2)

寝相もいろいろ

ウツボのような夜行性の魚もいますが、多くは夜に眠ります。サンゴの産卵に出会うまでのナイトダイビングで見られた寝姿を紹介してみます。

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有名なのはブダイの膜です。口から粘液を出し、その中に入って眠ります。この自家製寝袋は自分の臭いを封じ込んだ巧みな身を守る手段と考えられています。


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若いアオウミガメが気持ちよさそうに眠っています。よく見ると、サンゴの下に甲羅を潜り込ませ、左肩はサンゴの出っ張りでちゃんと支えています。こういうのを生活の知恵!というんでしょうね。それも三日間とも同じ場所で同じポーズで眠っているんですよ。よっぽど居心地がよくて住み着いているようです。昼間は、下の写真のように寝床の近くで元気よく遊泳していま~す。
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ハギの仲間はサンゴの隙間や岩の穴に上手に入り込んで眠っています。このハギはさらに念入りにサンゴをしっかりくわえ込んで体を支えていました。ウルトラCの技に、お主やるな!と拍手を送りました。
by nami-5963 | 2008-12-08 13:41 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(2)

サンゴの大産卵!

ダイビングを始めて16年になりますが、今までサンゴの産卵に出会うチャンスはありませんでした。TVなどですごいなぁ~!と感動するばかりでしたが、今年の6月にやっと感動の出会いに恵まれました。

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大潮の夜の8時以降がチャンスなんですが、その現場に出会うにも三日もかかりました。その日は、サンゴの表面にピンク色の粒がどんどん押しだされてきました。この粒の中に卵子と精子が入っています。



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しだいにゆっくりとピンクの粒がサンゴから離れ出し、真っ暗な海中がピンク色に染まります。すご~い!と水中でも叫ぶ、感動の瞬間です。これが水面に到達し、はじけて精子と卵子が受精します。

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大潮は潮の干満の差が一番大きく潮の流れも速く、受精卵を広い範囲に届けるには一番の条件がそろっているのです。それをよく知っているナマコも、普段は横たえている体を起立させて必死に放精・放卵をしていました。子孫を残そうとする一生懸命でけなげな姿に感動のしっぱなしでした。


このようなたゆまぬ命の営みが、地球上に面々とつながる命のリレーを確かなものにしてきたんだ!と感動した退職後の一日でした。
by nami-5963 | 2008-12-07 23:38 | ダイビング・クジラ・水中写真 | Comments(0)