沖縄の不思議の世界を紹介します


by nami-5963
おきなわ石の会の3月定例会が、玉城青少年の家であり、Aさんといっしょに出かけました。



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今日のテーマは「玉城グスク周辺の地質と地形」ということで、玉城青少年の家の職員さんでもあり石の会の会員のTさんの案内で、いつものように熱心な地質funの40名が集まりました。



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Tさんが「ウォークラリー 問題用紙」を作ってくださっていたので、それに沿って楽しく学習していくことができました。



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150mの高台にある石灰岩台地が舞台ですので、最初の円形の「くぼみは何か?」ということも石灰岩の鍾乳洞の洞窟の一部だった!ということでした。



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ほかにも、この大木はマメ科のクロヨナで、年に二回紫の花を咲かせる!とか



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この石垣は、畑の土の流出を防ぐためのもの!とか



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「エイリアンの顔」があるという石灰岩の岩場では下から伸びた鍾乳石が石筍(せきじゅん)、上から伸びたのが氷柱石(つららいし)、くっついたのが石柱(せきちゅう)というように質問と解説が繰り返されとても分かりやすかったです。



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その場で、最新の知識が披露されたのが、石灰岩に空いたたくさんの穴がどうしてできたのか?というところで、



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今までは波蝕痕(波でできた浸食地形)や風蝕痕(風の力で巻き上げられた砂粒などが作った浸食地形)と説明されてきたが、最近では地中海のコルシカ島でみられるタフォニという化学的な浸食地形だという説明がありました。



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また、途中にはとても立派なオオタニワタリが成長していたり、



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アカギが岩に抱き着いて成長しているようすをみたり、



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台風で岩が崩れて抱き着いていた根や幹が網目状のカゴのようになって落下している姿も見学し、



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大きな鍾乳石にも出会い、



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石灰岩の割れ目を通って玉城グスクに出ました。



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この玉城グスクは180mの高さの柱状カルストの一部で、



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隆起してできた「雨ごい御嶽」のある琉球王府の「東御廻り」の重要な史跡のひとつでした。



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いろんな勉強をした帰りには、Aさんが行ったことがないという有名な湧き水の仲村渠樋川(なかんだかりのヒージャー)



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垣花樋川(かきのはなのヒージャー)に寄って帰りました。



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また、RBCの「ウチナー紀文」の取材もありましたが、3月25日の11時から放送されますので、ぜひご覧下さ~い。




# by nami-5963 | 2018-03-11 20:59 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

3月4日の観察会

3月3日の「沖縄じゃんがら会のアーサつみ&アーサ汁」は雷・竜巻注意報と大雨・洪水警報が出たため、朝の9時に残念ながら中止としましたが、結果的にとても適切な判断だったと思いました。



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翌日の3月4日は大雨の名残で朝から沖縄ではとても珍しい濃霧で、ビックリ!



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午前中に青空が姿を見せ、昼からはとてもいい天気になり観察会にもってこいの状態になってくれました。



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ところが、インフルエンザの流行もありキャンセルが続出して参加者は男性のTさんお一人だけで、スタッフは6人という今までにない観察会がスタートしました。




Tさんは今までに何回か参加申し込みはしたものの、都合が悪くなりキャンセルしてきたので、今回はとても楽しみにしてきた!とおっしゃっていました。



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このカーミージーの港川地域が石切り場だったこともよく知っていたので、甌穴(おうけつ、ポットホール)とノッチの浸食地形のことだけにふれ、海岸の大きな岩のそばに出ました。



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岩に着いたフジツボ、オハグロガキ、オニヒザラガイなどはみんな生きていて、潮が満ちたときに盛んにエサを摂り、きれいに海づくりに貢献していることに触れた後は岩を一つずつ起こして下に隠れた生き物を探して観察しては元に戻すことを繰り返しました。



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肉食で太いとげがごつごつしたコオニコブシ、



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紅白の帯模様を持つタカセガイ(サラサバテイ)、



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巻貝のアマオブネと白い卵塊、



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小さい赤ちゃんなのに卵を抱いた?ベニツケガニ、



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たくさんのイソアワモチの赤ちゃん、



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きれいな外套膜を持つヒメシャコガイ、



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肉食のタマガイ類の芸術的な卵塊の「砂茶わん」、



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ウミウシの仲間のアメフラシ、



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サザエの仲間のコシダカサザエ(左上)と二種類のクモヒトデ、



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毒を持つ肉食のヒョウモンヒラムシ、



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イモガイ類の卵の入った白い卵のうや



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ヤドカリが日向ぼっこをして活動の準備中でお宿も交換する場面などに出合い、Tさんは豊かな自然に驚いていました。



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海藻のアナアオサでトゲアナエビ釣りも楽しんでもらい、



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岩場で一つ穴はカニの巣穴で二つ穴は岩に住み着いた二枚貝のエサ取りや呼吸のための穴だと説明していると小さな赤ちゃんガニが穴から出てきて食事をするようすを二人でじっくり観察できました。



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最後に岩にたんぱく質の糸でくっついて台風などの大嵐にも耐えながら生き、エサを摂ることを通じてきれいな海を作ってくれているヘリトリアオリガイの真っ黒な塊もとても大切な自然だ!ということに感心されていました。



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Tさんは残ってアーサつみを楽しみ、私たちも記念撮影をして帰路につきました。




# by nami-5963 | 2018-03-05 10:39 | 磯遊び | Comments(0)

沖国大生との観察会

沖国大の3回生が「カーミージーの海で遊び隊」のブログを見て、「卒論でイソギンチャクとクマノミのことを取り上げたいので、一度案内してほしい」とのTELを受けました。




保険には入れないので自己責任の参加ということとイソギンチャクとクマノミのことは盗難事件もあったので他言無用!ということでAさんといっしょにカーミージーの海を案内ました。




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カーミージーの海に入るのは初めてだということなので、Aさんが「冬は海藻の季節だ!」ということでイソスギナや



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カゴメノリの説明をしてくれました。



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私は一つ目のイボハタゴイソギンチャクにすむ3匹のイソギンチャクモエビ(左)とイソギンチャクエビを箱眼鏡で紹介すると一生懸命に観察していました。



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二つ目のイボハタゴイソギンチャクには最大8匹のカクレクマノミが住んでいたことがあるが、今は一匹もいないのは夏の白化現象が一番長かったことが影響しているのではないか?と説明しました。



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三つ目のイボハタゴイソギンチャクには大きなイソギンチャクエビが一匹だけ住みつき、



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円形プールの外洋に出ると、初めてマガキガイ(ティラジャー)を見つけてとても嬉しそうにしていました。



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ここのイボハタゴイソギンチャクは水深もあり、白化することが一度もなかったのですが、いくら探しても見つからず、残念ながら盗難にあったのではないか?という判断をせざるを得ませんでした。



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しばらく歩いて、五つ目のイボハタゴイソギンチャクに着くとカクレクマノミが一匹で迎えてくれましたが、10mくらい離れた六つ目のイボハタゴイソギンチャクには住民はいませんでした。



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今日の水深で行ける七つ目のイボハタゴイソギンチャクにも住民はいませんでした。



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こうしてイソギンチャク巡りをしている間にも、肉食のタマガイの仲間の卵塊の「砂茶碗」や砂もぐりの上手なカニのソデカラッパなどに出合い、その説明をして岸辺に戻りました。



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岸辺近くのヨウジウオのふた家族の住まいをのぞいてみると、



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4匹から7匹に増えていてビックリ!でした。




二人のおじさんのガイドを終え、どんな卒業論文にするのかと今後どんな協力をしてほしいのかを決めて連絡をしてくるように伝え、お別れしました。


# by nami-5963 | 2018-03-03 10:51 | 磯遊び | Comments(0)
引っ越してから水槽の水替えをしてやると、


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新しい環境になったことを嬉しそうにしていました。



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一月末から二月初めにかけての今年一番の寒波の到来がきっかけで、今年初の金魚の大産卵があり、


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1mmほどの黄色で透明な卵が水草にたくさん産みつけられていました。



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別の水槽に水草を移動して赤ちゃんが生まれても親に食べられてしまわないようにしていますが、なかなか赤ちゃんが生まれてくれませんでした。



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どうしたものか?と思っていた二月の中旬に、爆発的に1~2mmほどの赤ちゃん金魚が生まれだしました。



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二つの水槽の端に一杯くっついている数は2~300匹になるでしょうか。



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一年たつと10匹前後が生き残り、また次の世代を残すことができることでしょう。




沖縄に来て毎年世代更新していてこれで10代目となりま~す。



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そうこうしていると2月末にまたもや寒波がやってきて、大産卵をしていました。




どうやら寒さが産卵活動のきっかけになるようですね。







# by nami-5963 | 2018-03-01 15:30 | 沖縄の不思議 | Comments(0)

夜のカーミージーの海

2月末に久しぶりに-4cmという水位なのでカーミージー周辺の夜の海にAさんと出かけてみました。



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岩にはびっしりと緑のジュータンを敷き詰めたように、ボタンアオサが生い茂っていますが、



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それを食べに1cmほどのイソアワモチのたくさんの赤ちゃんや



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とても珍しい4mmほどの黄色いイソアワモチの赤ちゃん(内臓は緑色)、



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カニの赤ちゃん、 



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岩の穴にすむゴカイの仲間のカスリオフェリアがたくさん姿を現していました。



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ほかの場所では、大きなイソアワモチのペアがお食事中でAさんの両手に乗せて驚いていると、



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今度はわたしのてのひらにのりきらない今までで一番ビックなものに出合いビックリ!



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また、砂地から這い出して岩の表面に生えた藻を一生懸命食べているたくさんのニシキアマオブネにもびっくりしていると



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ペアを作って交接している姿もたくさん見かけました。



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また、普段見かけないカサガイや



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タカラガイ(宝貝)の仲間のハチジョウダカラ、



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とてもビックなオニヒザラガガイ(鬼膝皿貝)が姿を見せ、ポロッ!と岩から落ちるのにもビックリ!



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岩の表面に苔のようにびっしり生えた藻類の場所では30~40cmほどに伸びたゴカイや



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ドクロをまいたようなゴカイにもたくさん出会いました。



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みんな闇に紛れて隠れ家から出て来て食事に専念し子孫を残すのに一生懸命なようで、


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楽しい夜のカーミージーの海を体験できました。




# by nami-5963 | 2018-02-28 15:20 | Comments(0)